角川SSC新書
江戸・東京百景 広重と歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315105
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0295

内容説明

江戸百景vs平成写真全119点の解説マップ付。

目次

日本橋・京橋方面
神田・本郷方面
麹町・赤坂方面
芝・麻布方面
品川・目黒方面
高田・市ヶ谷方面
四谷・新宿方面
下谷・千住・王子方面
浅草方面
亀戸・向島方面
本所・深川方面
中川・利根川方面

著者等紹介

安田就視[ヤスダナルミ]
1931年香川県生まれ。日本画家の父につき日本画、漫画を習う。高松市で漆器の描き彫刻を習う。のど自慢の優勝で芸能界に入り歌手(芸名屋島なるみとしておもに西日本を巡業。芸能マネージャーのもと、上京しデビュー寸前に引退。)その後、カメラマンに転身。消えゆく昭和の鉄道、SL、私鉄など全線、四季の風景、風俗、日本の祭り、学参物、伝統工芸など撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラッキー55

6
読了。歌川広重の江戸の風景画とその場所の 現在の写真を対比させて解説している。当時 の逸話、文化出来事、或いは後世のゆかりの 文化人など情報満載である。著者曰く、時代 背景がわかってこそ、彼の絵の素晴らしさが よりよく理解できる。また、川の描写は現代 ならばビルの上から写真が撮れるが、広重の 時代はそれ程高い建物がないのに現代の写真 と彼の絵がととてもよく一致するのは不思議 である。また、江戸城周辺と以西の地域の絵 には富士山が多いが、東東京の絵には筑波山 が含まれる絵が有る事気づいてとても嬉しかった。 2018/09/20

にこにこ

3
ちっちゃい本なんだけど、オールカラーなのはよし!広重の絵とつながる現代の写真。持って現地を歩けたら楽しそう。でもやっぱり現代って「風情」ってものが足りない気がする。2016/04/17

なおこっか

2
歌川広重『名所江戸百景』と、現地写真、地図と解説を併記した趣向がナイス。東京に住みながら、広重の表現した江戸が幻視できる。失われた広い空と水面、削られ隠された山、由縁を伝えていた地名も。それにしても広重の構図と、職人たちの擦りの技術は見事。たとえドローンの視点を手にいれようと、写真では広重の脳内視点は再現できないが、擦り師たちにはそれが現出できたのだ。2018/06/06

ナツ

2
全編カラーで、広重の色彩豊かな作品を見ているだけでも楽しい。江戸時代の風俗や暮らしぶりなどに造詣が深ければ、もう少し楽しめたかも。広重の江戸百景を、東京百景として写真で再現というアイデアはいいのだが、アングルなど結構無視だし、写真の年代も古そうだし、写真の露出がどうこうなどの解説も多いし、と突っ込みどころ満載で、その点も楽しめた。2010/04/26

Norihiko Shr

0
http://blogs.yahoo.co.jp/puzz_l_riddle/54602168.html2014/11/01

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