角川ＳＳＣ新書 ストレスが消える「しない」健康法

小林 弘幸【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/09発売）

• サイズ 新書判／ページ数 196p／高さ 18cm
• 商品コード 9784047313743
• NDC分類 498.3
• Cコード C0247

内容説明

事実、「体」を整えると、ストレスは消える。今まで見えなかった「ストレスの正体」を、自律神経の第一人者、医師の小林弘幸が解説。仕事や人間関係がうまくいく、「自律神経」のバランスに注目し、「いいストレス」と「悪いストレス」の見分け方や、マイナスをプラスに変える、自律神経の具体策を紹介。大切なことはストレスをメンタルで処理しないこと。徹底して体の反応から見ること。仕事で怒られたら、反省より先に「水を飲む」など、誰でもできるちょっとした習慣で、心と体が変わります。我慢しない、頑張らない、悩まない。ストレスを糧に変える、新しい健康バイブル。

目次

第１章　あなたは何にストレスを感じているのか？
第２章　体に「いいストレス」と「悪いストレス」の違い
第３章　マイナスをプラスに変える「習慣と具体策」
第４章　ストレスに「強い人」「弱い人」、４つのタイプ分け
第５章　トータルパワーを高めれば人生に「いい循環」が生まれる
第６章　「しない決断」「捨てる勇気」でストレスを手放す

著者等紹介

小林弘幸［コバヤシヒロユキ］
１９６０年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。順天堂大学大学院医学研究科（小児外科）博士課程修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。現職に至る。２０年以上に及ぶ、外科・移植外科、免疫、臓器、神経、水の研究から、交感神経と副交感神経のバランスの重要性を痛感。日本初の「便秘外来」を開設（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パフちゃん＠かのん変更]

ストレスを体に悪いと決めつけない。ストレスを気持ちで何とかしようとしない。ガマンしない。頑張らない。悩まない。で、ストレスに面したら、行動する。トイレに行く、水を飲む、階段昇降など。ストレスがあるときはいつも以上にゆっくり丁寧に行動する。引き出しを一つ片付けるなど、小さな範囲を片付ける。どうでもいい人に言われた悪口は放置する。みんなに好かれようと思わない。

2015/07/05

[おれんじぺこ♪(16年生)]

小林先生本。なるほどな、と思える事が多かった。【いつもゆっくり話すことを心がける】、これせっかちで早口(よく母に「品がないからやめなさい」って言われた)な私、肝に銘じなければ。あとは【多くの人が、どうでもいい相手、からダメージを受けている】だなぁ。そうよね、所詮どうでもいい相手なんだもん、その人のせいで体調崩したり、生産性落としたりなんて馬鹿げてるよね、うん。小林先生、ありがとう♪

2015/08/17

[アキ・ラメーテ＠家捨亭半為飯]

「しない」健康法といっても何も「しない」健康法ではない。ストレスを全て悪者だと決めつけない。ストレスをメンタルで何とかしようとしない。自律神経のトータルバランスを整え、ストレスを受け止められる体調を整えることが先決。キーワードは動く、流れを変える、決めるの3つ。負のストレスを受けた時にどうやったら、その影響を最小限に止めて、自律神経のバランスを整えるかという方法がわかりやすく書かれている。ストレスのサインとして「ネットニュースをだらだら見続けてしまう」というのがドキリ！私のこと！と。

2015/10/25

[大島ちかり]

軽く読めた。今の生活は全て自分で選択している。嫌なことを言われて言い返すのは、副交感神経が下がるからやらない方がいい。嫌なことをやる時の、メリットとデメリットを考えて、自分はどっちを選ぶか決めよう！

2015/07/08

[セーラ]

ストレスを「気持ち」でなんとかしようとしない。目から鱗。これを知れただけでも気持ちが軽くなった。

2016/05/28