内容説明
起死回生の赤黒い炎。ニンジャスレイヤー第3部。
著者等紹介
ボンド,ブラッドレー[ボンド,ブラッドレー] [Bond,Bradley]
1968年生まれ。ニューヨーク在住。90年代にインターネットを介してモーゼズと知り合い、共作を開始。言語学、歴史、伝統文化への造詣が深く、ニンジャ神話と北欧神話の類似点をいち早く指摘した
モーゼズ,フィリップ・N.[モーゼズ,フィリップN.] [Morzez,Philip Ninja]
1969年生まれ。ロサンゼルス近郊在住。ニンジャの脅威に警鐘を鳴らしつつ、ボンドと共に作品を執筆。コンピュータ工学を学んでいたため、サイバーバンク的な考証も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
16
ニンジャスレイヤー復活。復讐を終えた男の次なる目的。生き方。新たな出会い。ニンジャキラーという存在の哀しさ。野球の過酷さ。何度読んでもサヴァイヴァー・ドージョーのエピソードは好き。悪ではなく、生存の為に戦う彼ら。ベイビーへ感情移入する姿が好き。サワタリの様な男がリーダーシップを発揮するのはとても格好良い。2021/05/02
Yuji
16
長めのエピソード2つが圧巻。ニセニンジャスレイヤーが出て来るやつと、サイバー・ユンコのやつ。ニンジャスレイヤーがちょっと弱い(弱すぎる)ということはありましたが、盛り上げるためには、弱くなるしかないですよ。対して短めのエピソード(民話調のわらしべ長者や、子供を助けるまでになっちまったサバイバー道場の人情物、やきゅうのギャグ回と多彩)(ただ野球は昔、アストロ球団っていう殺人対決ギャグマンガ?の名作があるので、イマイチとしかいえませんが)2017/04/24
はま
14
3部シリーズ第2弾。表紙で右から探偵、ニンジャスレイヤー、野球(笑)バラエテイ豊富で実に楽しい。ニンジャスレイヤーはなんでも出来て実際スゴイ。モーターユンコのカエルAIにきゅんきゅんです。アレ超欲しいっす!2015/09/27
トルネードG&T
10
野球のアレ……ではなく、タイトルになっているメイン収録作は第二部後のニンジャスレイヤーの活動再開を描いた「フー・キルド・ニンジャスレイヤー」です。でも暗殺野球って何なんでしょうね本当に。2015/09/12
シャル
10
#njslyr 人生の目的を失い抜け殻のようになったフジキドと、ネオサイタマで再びニンジャを殺して回る【ニンジャスレイヤー】。そんなニンジャスレイヤーの帰還から始まるこの巻は、様々な人物の自我と存在意義に重点を置いたエピソードが多く集められている。ネオサイタマを生きる外人のジェイク。若きニンジャたちのサークル・シマナガシ。子供を拾い名付けるサヴァイヴァー・ドージョー、最後の暗殺野球への決意。そしてその大軸はユンコの物語とフジキド/セイジ。どう生きるか、自分とは何か、まさに己の手綱を取る人々の物語である。2015/07/29