内容説明
魔王軍との戦争から幾年。爪痕は未だ癒えず、帝国は闇を孕んでいた。忍び寄る野盗、相次ぐ民の失踪―背後に潜むジェイドの影。“騎士”ウィンに向けられた、“旅の剣士”の刃。明かされる、魔王降臨に隠された真実。そして“英雄”と謳われる前、“勇者”と“剣聖”の邂逅の記憶。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
14
城外、下町では誘拐が頻発しておりウィンの住んでいた宿でも女傭兵が行方不明となる。そんな物騒な時にウィンを名指しで探す怪しい奴が現れたが、、隣国の王太子の剣聖だった。そんな彼から斬りつけられ応戦して、城に送るウィン。それにオカンムリなレティシア。そして語られるレティシアと剣聖の出会い。当時は表情が乏しく幼かったレティシアを勇者として大丈夫かと心配した剣聖は一騎打ちを勇者仕掛けたが、、惨敗。締まらないwwそして、レティシアから魔王は先先代の剣聖だと聞かされる。その時に生き残った3人の内2人が色々とやらかす話を2021/11/20
美周郎
7
ジェイドってこんなに大物キャラだったのか、忘れない程度に出て来る嫌な奴というキャンディキャンディのニールくらいなポジションだと思ってた。勇者の師匠LOVEが全くブレないのがよい、報われてほしい。2020/05/21
コウディー
6
今回は、過去編。ウィンとレティが駆け出し冒険者だったころのお話。たぶん、これからの展開に必要な話なんだろうけど、ちょっと退屈な感が否めない話だったな。 次回に期待!2023/04/23
nas
6
あと3冊で簡潔だけど着地点が見えんな。終わるのかこれ2022/06/08
まろにえ
5
新たな敵の胎動が始まる新章のプロローグとも言える4巻。コーネリア姫の騎士となったウィンの新生活とその裏で密かに起こっている謎の失踪事件。レティの魔王討伐PTの仲間であった『剣聖』の登場が中心となる日常回。話としては裏で陰謀が進んでいるだけで余り進んでいない。討伐された魔王誕生の秘密等の今後の話を構成するための素材説明といった感じ。ウィンに想いを寄せる勇者レティシアとコーネリア姫の三人の日常が温かくて微笑ましい。巻を増すごとにレティが可憐な美少女になっていくね。お姫様より綺麗で可憐な勇者ってのも凄い。2015/07/07
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