ファミ通文庫<br> 最新の魔法遣いとアイを識るもの

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ファミ通文庫
最新の魔法遣いとアイを識るもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047305397
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

第六世代人工知能を搭載したサポートデバイス“エウレカ”を使い、あらゆる物質への干渉を可能とする少女、雫下ミコト。科学の一歩先を行く彼女は“最新の魔法遣い”と呼ばれていた。ある日彼女と助手を務める神代ヒビキが所属する先進技術総合研究所に伊織という少女が訪ねてくる。同時に先総研が何者かの襲撃に遭い、ヒビキ達は存在しないはずの次世代AIを巡る戦いに巻き込まれることに―。未知の科学が紡ぐ、最新の魔法遣いの物語が今、幕を開ける!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

θ(シータ)

82
「おかえりエウレカ。さあ行くよ、この、世界の、誰よりも先端へ!」ミライショウセツ大賞テーマ部門『魔法使い』《優秀賞》受賞作品。籐真千歳先生が紹介していたので読んでみたけど見事にSFだった。でも、作者が新人だったせいかあまり設定が作品と調和してない感じがするんだよね。それは、ラノベ風に分かりやすくしているせいでもあるかも知れないけどもう少し頑張って欲しかった。展開も唐突&強引だし最後の肝だったかもしれない伊織はアッサリだったし…。だけど、なんとなくこの作者は化ける様な気がする、なぜだ。星3つ【⭐️⭐️⭐️】2015/10/08

椎名

10
公式PVにて山下七海さんがCV、曲を担当していたため購入。近未来のSF作品で、上手くファンタジー要素を盛り込んでおり、かつ王道なストーリーラインで不可のない作品に仕上がっていた。が、逆に言ってしまうとそれだけの作品になってしまっており、驚かされる、また熱くなる展開が薄く淡々と進んでしまったのがネック。魔法遣いの設定、そしてそんな魔法遣いにもわからないものがある、という温かい作りにはぐっときた。事件に寄ってしまい、キャラの掘り下げという面が薄かったため、ミコトの過去やヒビキとの関係等、続刊に期待したい。2015/07/02

nawade

9
★★☆☆☆ なんで主人公がここまで自分に自身がないのかよく理解できなかった。そして、物語の締め方も強引すぎる。父娘の関係、国としての対応、これでまとめていいの?凄くモヤモヤするんですけど。全体的に物語の説得力が足りていない感じ。後、ロリババアならぬ女学生ババア設定は可愛くないな。2015/07/09

真白優樹

9
人工知能が当たり前となった近未来で「魔法遣い」と呼ばれる少女と助手の青年が繰り広げる物語。・・・実はヒビキはとんでもないのではないだろうか。てかミコトが割と本気で魔法だったな・・・物語的には勢いがあるが設定が山盛りであり、いまいち物語に乗り切れなかったかもしれない。だが、この先ミコトが苦戦するような展開があればもっと面白くなるのではないだろうか。総じていえば続きが出て走り出せればもっと面白くなれるのではないかと思う。・・・こういうテクノロジー一直線は珍しいし長続きしてほしい。 次巻も楽しみである。2015/06/29

たがみ

3
他のレビュアーさんが記しているように、籘真 千歳さんの(θ)の影響が色濃く出ているように思います。本家?と比べて全体的に詰め込み過ぎというか消化不良気味。2017/01/09

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