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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜父
140
明治初期日本を旅行した、実在の人物「イザベラ・バード」の物語 見る物・聞く物好奇心を燻ぶる物ばかり、困難な旅になる事必定!!どんな時代にも、その国の文化を軽視し、馬鹿にする者がいて、自国が優れていると驕り高ぶる奴はいる。 通訳の「鶴吉」とこれからどんな事が起きるのか楽しみですが、「月刊ハルタ」で不定期連載なので、1年に1巻出るかな?? 気長に待ちたいと思います。 その前に図書館で「イザベラ・バード」の伝記を借りて予習しなくては。2015/06/30
KAZOO
135
最近イザベラ・バードの著作を読みなおしています。このようなコミックが出ていたとは知らなかったのですがさっそく読んでみました。日本紀行と日本奥地紀行を原作とするのでしょうが、このようなコミックが読まれること自体驚きです。コミックらしく読ませようとするところがありますがまあ原作を外れていないので私も結構はまりそうです。最後まで貫徹してほしい気がします。2016/06/11
yoshida
122
かつて読んだイザベラ・バードの「日本奥地紀行」。私の出身地の近くも描かれ、興味深く読んだものです。そのコミカライズ版を発見し購入しました。明治初期の日本の風物、アメリカの砲艦外交で開国させられた無念、色濃い人種差別等、読ませます。人力車夫は職に就いて5年程度で肺や心臓を損ない亡くなる等、当時の平均寿命の短さを感じます。衛生状態もあまり良くなかったんですね。とはいえ、当時の日本人の勤勉さは今に通じるものを感じました。物語はまだ序盤。これからの展開が楽しみです。2015/06/11
またおやぢ
107
某テレビ番組に登場してから、気になって仕方が無かったイザベラ・バード女史。「日本紀行」を読む前に、まずは漫画からとは横着極まりないが、こちらが先に目に付いたんだから仕方なし。古き善き日本。今では想像もつかない日本の風景や風俗を記録した彼女。その足跡を辿ることで、日本の魅力を再発見できそうな一冊。でも、イザベラ若すぎ...(苦笑)
kei-zu
82
書名の「ふしぎの国」が、開国後間もない我が国とは! 逆に言えば、今の私たちの視線が当時の日本人たちから随分と離れたといえるのでしょう。 大きな時代の移り変わりの中、主人公のイザベラ・バードさんは「失われていくもの」を記していきます。そこに記された中には、現在の私たちにも細くつながるものが見えるのも面白いところ。 旅路はまだ始まったばかりです。2021/04/17