内容説明
本音をぶつけ合い、ようやく想いを伝えることができた塔子と東宮・明槻。ところが、塔子をかばって叔父の貴哉が大怪我を負ってしまう!!容体が落ち着くまで熊野に残りたいと訴えるけれど、なんと明槻はその申し出を拒否!東宮妃候補という立場上わかっていたことではあるが、塔子は衝撃を隠せない。そんななか、都から突然、塔子の天敵・左近衛大将が訪れ…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
13
熊野編終了。やっと二人が両想いに。熊野では塔子の味方がたくさんいて安心感があったけど、次巻からはまた都へ。まだまだ続くようですが、何があるのかしら?2017/04/07
TAMA
13
最初のほうの遠慮どこにいったんだろう・・らぶらぶ。ピンチはつながりを強くしちゃうってか?ちょっかいかけるときゃんきゃん反応が返ってきて面白いのはわかるけれど大将様、そくらいで。それと塔子さん一緒に寝てはいけません。隙がありすぎです。そのおおらかさは、心情的にセーフでも政治的にはアウト。2015/06/25
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
11
熊野編完結♪前巻から既に両思いになった二人は周り多少迷惑がかかるくらい想い合っているっている(笑)塔子とか無意識に人前で「大好き」連呼・・。明槻が覚悟決めてからすっごくカッコイイ。これから宮中でどうなるのかな?まだまだ続くことを願う・・。2015/04/22
うりむー
7
相変わらずアクティブなお姫様(この時代比較)でした。だいたい都からこんなにはなれた所に次期帝と東宮がいて話が進んでるんだからすごいですよね。でも、紀伊半島を旅したい気分にはなりましたー。今回はSSが入ってる本屋があって良かった♪5年後も叔父さまは独り身?!2015/04/21
punto
6
やっぱり叔父さんは「家族」だったのかなと思いました.現代日本では結婚できない対象だし,はじめから家族っぽく読者としても見てしまっていたと思いますが.あかつきはやっと,大切にしたい人を見つけられたようで,いやこれ,ここで終わってもいいのではくらいに良かったねと思いました.でもまだ続くようで,それはそれで楽しみ.ヒロインが色々な可能性を理論的に考えているのがあまり少女小説にはないところですが,この作者さんの持ち味.私は共感しやすいです.2019/08/19