ファミ通文庫 創世のエブリオット・シード―平和の守護者〈１〉

池崎 数也【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 356p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047302297
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

超常の力をもたらす『ＥＳ』に適合し、能力を得た『ＥＳ能力者』。彼らの存在は少数ながら、世界のパワーバランスの一翼を担っていた―。そんな超常者達が集まる訓練校に入校を果たした河原崎博孝は、自分の力で空を飛ぶ事に思いを馳せるのだが、彼一人だけが能力を発現できず、同期生からは劣等生のレッテルを貼られてしまう。さらに、小隊を組む事になったメンバーはある問題を抱えていて―！？新たな時代を担う者たちの創世の物語、堂々開幕！！

著者等紹介

池崎数也［イケサキカズヤ］
２００７年頃からＷＥＢサイト『小説家になろう』にて活動を開始。『創世のエブリオット・シード―平和の守護者』にてデビューを果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アウル]

なかなか面白かった。話の展開は超王道といった感じ。主人公はムードメーカーだけど影では己の夢の為に努力しまくる熱いタイプ。抜くところは抜いて魅せる所はきちんと魅せておりとても読みやすく面白かった。他のキャラも魅力的だった、特に教官が良かったな。続きも楽しみに待とう。

2015/03/09

[サキイカスルメ]

砂原教官が一番ヒロインしてませんでしたか(え)適合者しか使えない超常の力ESに適合した博孝が訓練校に入り、空を飛ぶ夢のために頑張るお話。普段はお調子者に見せていて、やるときはやる主人公の博孝が好きです。力が使えなくても腐らずに努力する姿がよかったです。そんな博孝を、見守りながら叱咤激励してくれる砂原教官が男前でした。ヒロインは内気な岡島さんが可愛かったですね。コメディもしつつ、本筋はシリアスでした。続きも読みたいです。

2015/03/10

[ネクロス]

Web既読。能力覚醒まで。何ヵ所か修正箇所が見えた。現状、webとの違いは微細なので、今後に期待

2015/03/15

[はす]

web未読。異能力ものの王道作品。主人公とその小隊メンバーと教官のメインキャラがどういう人なのかがきちんと書かれていて感情移入しやすく、王道なストーリーをとても楽しく読ませてくれる、地味だけどとても良い作品ですね！　どこかでweb版との変更点が出てくるとは思いますが、これを読んだ後web版をだいたい読んだところ、今後も非常に期待できるとても楽しく面白い内容だったので次巻以降も非常に楽しみです！

2015/03/26

[nawade]

★★★★☆　Web版未読。第二次世界大戦末期に現れたＥＳ能力者の登場により我々の歴史から大きく道を外れた世界に空に飛ぶことに憧れる一人の少年がいた。彼は念願の適性検査に合格し訓練校に入学するものの能力を発動できず劣等生のレッテルを貼られてしまう。最初はお調子者かと思っていた主人公が意外と物事をよく見て考える性質のバランス型で、そこに独善型キャラを仲間を配置していることが巧く機能している。砂原教官がいぶし銀な魅力を発揮しており、ところどころで渋くて良い台詞を言って物語を引き締めていました。地味ながら良作。

2015/03/01