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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
8
作品というか物語のネックとしての「外史」の概念に着眼したアンソロジーの一〇巻目。もはや『恋姫』のパッケージでのアンソロジーは一〇〇巻近く刊行されてて、それを一冊一〇〇〇円程度を支払いつつ追いかける読者も大変ながら、掲載のために話を考える作家の苦労も推して知るべしである。なにせ既出の話と似たような筋を描こうとするなら、「○○先生が既にやっているが」と注釈を付けないでは不勉強とされるような不文律があるのだもの。つまり作者も食傷気味なら読者も食傷気味なのである。それでも消費し享受するようなぼくがいるのだけれど。2016/05/11