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内容説明
魔物の巣くう迷宮を探索し、ポイントを競うスポーツ、ダンジョン競技。その夢の舞台「迷宮甲子園」を目指し、名門魚里高校ダンジョン部に入部した須田タツマは、しかし純血のヒト族で何の能力もないという理由で、監督に退部を告げられてしまう。部への復帰を果たすため、ある女神に助力を求めた彼だったが、そこで出会った相手は―髪!?黒髪のみの女神の守護を、誤解で得てしまったタツマは…!?第16回えんため大賞特別賞受賞の熱血学園グラフィティ開幕!!
著者等紹介
安歩みつる[アブミツル]
ベルリン・ヴァイセンゼー芸術大学・舞台美術学科卒。西洋演劇に魅せられて、ドイツで演劇に生きた10年間。舞台美術、演出助手、ドラマツルグ、戯曲翻訳の後、第16回えんため大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
17
ファンタジーのモンスター退治とスポコンを、足して2で割らなかった作品。…競技の描写の映像が見えにくかったのが残念ですが、若者の根性と友情に、狙い通り感動しました。髪だけの女神オルタさまが、いじらしいですよかわいらしいですよ。ウィリスさんも、後半すごくかわいいですよ。そしてもちろん、わたくしのイチオシは、イクアラくんの優しさたくましさです♪2015/02/09
gentleyellow
9
ダンジョンをクリアする冒険者として甲子園を目指します。というコンセプトがまずとてもいい。野球モチーフで参加者の数が多い中、しっかりキャラも立っている。藻女神様っていう、なろう初小説らしい瞬発力のある一発ネタも完備。うーん、良くできている。あとは、スポ根っていうネタをどこまで回していけるか。弱小と思われた主人公がチームメイトに認められる、までの1巻はまだよかったけど、スポーツものってこの先ずっと「強い敵が出てきました。勝ちました」に終始するからな。ダンジョンだからって、あだち充以上があるのか? 先は読みます2015/07/24
シュエパイ
9
たとえどんなに才能に恵まれない生まれであっても、諦めず手を伸ばし走り続けよ、と。友と誓った甲子園を目指す友情の部活ものであったり、藻女神様のホラー風な人型フォームがアクセントをきかせたり、最後は手を取り合ってのバトルだったりと、すごく色々詰め込まれてて楽しかった!中学時代の波止場での競争だとか、太陽の下で誓った甲子園への願いだとか、なんか色々好きなシーンも多くって!2巻目が楽しみだなぁ2015/01/31
死屍発苦
8
WEB版読んで好きだったので購入。実は登場人物の名前が広島由来なのが広島民な自分にとってお気に入りな理由の一つ。 魚里→鯉→カープ タツマ→マツダとか 主人公は努力家で好感が持てるし、素直に応援したくなる。 続きも期待。2015/02/01
nawade
7
★★☆☆☆ 第16回えんため大賞特別賞受賞作。Web版未読。面白くなりそうな設定だったけど設定を詰め込みすぎ。都合の良すぎるキャラクターにも違和感。特にダンジョン部の設定に野球のポジションの設定を重ねていることに意味を見出せない。却って混乱を招いただけだった。仮にも甲子園に出場しようとしている高校の監督とも思えない無能ぶりも非常に気になる。後、主人公のこともあまり好きになれない。恩人とも言える藻女神さまに対する扱いが酷すぎる。とか色々と雑さが目立ちのめり込めなかった。2015/02/22
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