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内容説明
「世界をやり直したいと思う?」まひるの問いかけに、驚きながらも詰め寄る浩人。しかし彼女が出したのは、文化祭の成功という交換条件と、二カ月後に学校を辞めるまで待って欲しいという予想外の要求だった。その上、まひるが新たな“シンドローム”―過去を読み取る力を使えることを知り…!?かくして始まった、死ぬ気で取り組む文化祭。果たして浩人はまひるの望みを叶えることが出来るのか!?オールデイズ青春グラフィティ、想いと涙の第二巻!!
著者等紹介
庵田定夏[アンダサダナツ]
1988年生まれ大阪出身。第11回えんため大賞特別賞を受賞し、『ココロコネクト』シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
66
誰にでもあるだろう『文化祭のノスタルジア』。あの時もう少しこうしていれば、或いはこうしなかったら。振り返ると思いだすのは、日常と非日常の端境にある夢の様な時間。見慣れた空間を塗り替える勢力図。セーラー服を脱ぎ捨てて、Tシャツ一枚で男女関わりなく馬鹿みたいに騒いで。あの時は、確かに本番だったんだ。いつか来る未来の為の時間じゃなくて、その瞬間に消費しつくされる『今』の為だけの時間。何にもならなくても、でもそこに確かに私達の時間は存在していた!やり直しがきくのかな?やり直しなんてできっこない。だって、今が全て!2015/09/01
まりも
56
シリーズ第二弾。まひるから真実を聞き出すために、文化祭を成功させるべく浩人が奔走する話。今回はまひる回。浩人がウダウダしたり、他人と関わろうとするのを避けようとする姿は正直かなりイラっと来たけど、立ち直ってからは、主人公らしくキッチリ決めてくれたので一安心。馬鹿みたいに必死で文化祭を駆け抜ける浩人、今を本気で楽しむことにしたまひる。そんな2人の姿は青く熱くて、読んでるこっちが恥ずかしいくらい青春してて羨ましかったです。作者さんの描く青春は主人公は難ありやけど、すごく真剣なのが伝わってくるところが良いね。2016/10/10
Yobata
46
浩人が二回目の世界に誘われた屋上での出来事を何故か知る木崎まひるに問い質すと二ヶ月後転校する時の文化祭で入賞する交換条件を言い渡される。その文化祭の準備に奮闘する中、当日にはシンドロームに関する裏文化祭が開催されることを知り…。文化祭,木崎まひる回。家庭の事情で学校を辞めることになり、何処か投げやりな態度を取るまひる。地味に浩人を意識や期待しちゃってる所はなかなか青春感じたけど、肝心の浩人は死ぬ運命である自分に自虐し他人との関係を絶対に作ろうとしない態度は確かに格好悪かったなw美帆の喝はズバリだったねw→2014/11/28
アウル
41
タイトル通り青春だな~。まひるが転校してしまうということで文化祭を死ぬ気で頑張る主人公の巻。中盤の主人公の卑屈な態度がちょっとイラッとなったが美帆に怒られてから終わりまでの話の流れが良かった。主人公のツンデレぷりが偶にヒロインぽく見えてしまうな、動く時は逆にカッコイイんだけどもね。次巻は大河内が動き出すのか。主人公の姉も秘密がありそうだし今後どうなっていく事やら。続きが楽しみ。2014/12/08
半熟タマゴ
31
青春だなぁ。途中ぎすぎすしてる所もあったけど、文化祭が大成功で終わってよかった。1巻で気になってたまひるの活躍も見れたし。そして、次回は大河内さんの番。計画している事って一体何だろう。2015/01/14
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