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内容説明
カリン、シャキーラを一蹴しアーマッドを去ったオルヴィエトとルキウス。重鎮であったリヒテルナッハ家の罪を問う声は大きく、連座としてディーも獄中の身となってしまう。誰よりも信頼していたふたりを失い捨て鉢になるディーだが、彼の下を訪れたカリンから、同盟各国で起こる破壊活動にルキウスが加担していること、さらに自分への恩赦のため、ヴァレリアがイサークと婚約するという噂を知らされる。気持ちの揺らぐディーは決死の行動に出るが…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
オルヴィエトとルキウス造反に連座する形で獄に繋がれ、極刑執行待ちとなってしまったディー。多くの人が彼の助命嘆願に動く中、恩赦のためヴァレリアがイサークと婚約するという噂を知らされてしまう急展開。でも前巻あんなに情熱的だったディーが、そんな状況を座視できるがわけなかったですねw ビックリの無謀行動を起こしながら、用意周到だったシャキーラや腹黒いイサークの機転で窮地こそ脱したものの、そんな彼らに現役のうちに一線を超えてしまうのではないか、と不安視される二人の今後がとても心配です(苦笑)早くも次巻が待ち遠しい。2014/11/27
まりも
30
今回はディーがデレすぎて脱獄しちゃう話← 極刑間違いなしのディーをシャキーラ、イサーク殿下の機転で救った事でディー、ヴァレリアの二人組の雰囲気が良い感じに仕上がってきました。オルヴィエトとルキウスが造反した事で国内外に不穏な空気は流れたままですがメイン二人以外にも恋の雰囲気が出だしたりとなんか穏やかな回でしたね笑 物語も残り2冊という事で今後の展開は勿論ディー、ヴァレリアが任期中に一線を超えるのかどうかも楽しみですね。次巻も期待してます。2014/11/30
ナカショー
24
凄い!一気にラブロマンスになった!リヒテルナッハ家の謀反により連座する形で獄に繋がれたディー。無気力のまま過ぎていく日々にカリンがイサーク殿下がヴァレリアと婚約するという噂を聞いてしまい……な話。噂聞いていてもたってもいられず脱獄してまでヴァレリアに真相を聞きに行くディーの行動力が半端ない!話のテンポもクライマックスに向けて着実に進んでいき読みやすく面白かったです。次巻も楽しみです。2015/10/25
しぇん
16
前巻で起きた事件の後始末を行う一休憩のお話でした。あれだけクールだったディーが駆け落ちもどきを決行するとは驚きでした。事件のほうは火の種が確実に大きくなってるようで続きでどう発火するのか楽しみです。2016/11/12
つきも
10
わーっついにディーがデレたー!!! いろいろ経験はあるけどこういう感情は初めてなディーさんんの言動がいちいち可愛い!ヴァレリアのこと好き過ぎでしょ(笑) 名前呼びやヴァレリアの呼びかけに「ん?」と答えるところとかもなんか新鮮!ニヤニヤする~っ。 長いツンのあとのデレは破壊力抜群だった2015/10/24