内容説明
フェルが偽物だということがクロウにバレていた。短い人生でした!!と混乱するフェルに追い打ちをかけるように、クロウの態度が急変。今まで自分を信じてくれた彼に、これ以上嘘をつきたくないフェルは“偽嫁”白状を決意する。ところがいざ告白、というときにクロウから「神誓を解除したい」と言われてしまい!?それって、仮嫁とはマジ離婚ってこ…と?ニセ新婚生活、想いが大迷走の第7弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
34
ガウェイン先生が最初から最後まで活躍されたので、とてもうれしい!クロウとフェルは、離婚の危機も、「嘘も隠し事も上等だ」と立ち向かって?いくたくましさを身に着けたようです(笑)。黒幕が怖そうな人たちなので、がんばってほしい!2014/08/10
まりもん
31
相変わらずクロウは言葉が足りないなぁ。秘密や罪を自分一人で抱えて、真意を知らないフェルはどんどんネガティブになっていくし。ガウェインがガツンと言ってくれたから良かった。2014/05/28
ぐっち
29
お酒の失敗を変なふうに引っ張ってるのは楽しいのですが、フェルとクロウの甘さに反比例してだんだん話が重くなってきましたね。中央教会と弟くんの日記。やばい感じの美少年も出てきたし・・・。2015/08/29
幸音
20
互いの認識の微妙なすれ違いが起きて、p57の挿絵の前後には色んな意味でドキドキした。さらに、それが原因で婿と姑の衝突もあって、二度目の衝突の中で洩らした婿の望みは、背景があれなせいで相変わらず絶望な方向へ突っ込んでいくし、不憫属性まっしぐら。妖精や聖詩篇、そしてエルラントとユナイアの国教の謎が提示されて、全貌はまだ見えないけれど、ますます世界観の設定が深くなるので面白い。主にクロウのせいで一方的に離婚の危機に陥ったけど、夫婦が新たな関係に落ち着いて安堵した。でも最後の挿絵は最大のいちゃつきシーンが本望。2014/05/18
ぐっち
19
再読中。お酒怖い。話がだんだんシリアスになってきた。カイズ猊下地味に好きです。2017/02/25