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内容説明
「―魔女狩りを執行する」魔女に親と仲間を殺された魔界の少年イツキ。ただ一人生き残った彼はいつしか最強の魔女狩り屋と呼ばれるようになった。しかし、戦いに明け暮れる日々に嫌気が差したイツキは、左手に宿した忌まわしき力を封じ、人界へ移り住む。そこで魔法に憧れる少女、岬と出会い、穏やかな時を過ごすも、魔界から魔女の影がイツキに迫る!平穏な日常を守るため、イツキは再び封印を解くのか!?業と魔法が交錯するバトルファンタジー!!
著者等紹介
月本一[ツキモトハジメ]
1989年生まれ。東京都出身。大学在学中に第12回えんため大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
魔女狩りに意味を見い出せなくなって、魔界から人界に逃げてきたイツキと、魔法使い目指してイツキに師事する岬の元に、魔界から人界を滅ぼそうとする最強の魔女が現れるというお話。イツキは両親や育ててくれた盗賊仲間を魔女に殺されていたり、お話の流れや設定は意外とシリアスだったりするんですが、それでも優しい世界征服を目指す岬とか、敵の魔女含めた登場人物が、少し変わってるけど基本的にいい人たちばかりで、挿絵もそういう雰囲気とうまくマッチしていたこともあり、物語としてはほんわかとした優しいテイストに仕上がっていました。2014/06/05
1_k
7
8割位で諦めたが、あとから思えばこれって日常系な部分を楽しむ趣向なのか。一般的なバトル物としてみてしまうと、各人物の行動原理が中途半端に裏切ったり共闘したりで、終盤になるまでよく分からずに構成が残念に見えた。掛け合いやキャラはいいので、変にシリアス分入れなかったほうが良かったかも。2014/06/08
ちゃか
4
えーっと、なんというか、帯に「バトルファンタジー」とあるけど、それを期待すると痛い目見るんじゃないだろうかというか。弟子の少女の存在理由がさっぱりわからんというか、なんというか、うん、端的にまとめれば、合わなかったし楽しめなかったになるんですが。主人公よりも岬のキャラクターがなんか苦手で・・・今一つ。2014/06/21
サキイカスルメ
4
岬ちゃんが可愛かったので満足。魔界から人間界へ逃げてきた元魔女狩りイツキと、イツキの弟子で魔法使いになって世界征服を目指す岬ちゃんのお話。ほぼ日常の緩めのお話で、少しだけバトルでした。多分メインは岬ちゃんとイツキの漫才なんだと思う(え)優しい世界征服を目指す岬ちゃんが可愛くて好きだったので楽しかったです。時と空間の魔術師も、いいキャラしてましたね。できれば岬ちゃんとイツキの出会いを読みたかったですね。イツキが岬ちゃんをあんなに大切に想うきっかけを知りたかったかな、なんて。続きも読みたいです2014/06/03
ささきち
3
あらすじと設定が俺好みだったのと絵師がファルまろで読まなければ!と直感が言ってたので読んだけど…微妙としか言えないできでした、ギャグならギャグでもっと笑いを取って欲しいしシリアスしたいならギャグの流れを切ってくれよこのどっちつかずな雰囲気が苦手もっとメリハリをつけるかどっちかに偏った作品だったら良作だったと思います。魔法が物質創造レベルでなんでもできるのに魔女の想像力が平凡すぎるのが残念だったな~何でも出来るんだからもっとすごいことして欲しかった!戦闘に突っ込みどころが多かったかね。次はたぶん読まないかな2014/07/27