- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ファミ通文庫
内容説明
バスケの強豪校で練習に打ち込んでいた詩也。けれどある日、彼は人ではないものになってしまった…。人を遥かに超える身体能力を得たため、バスケも続けられず転校したその先で、詩也はマリア様を思わせる綺麗な先輩に出会い、告げられる。「わたしと、おつきあいしてください」―つれていかれた先は演劇部。そこで詩也は、何と先輩のパートナーとしてドラキュラを演じることになってしまい…！？ドラマティック青春ノベル、ここに開幕！！
著者等紹介
野村美月［ノムラミズキ］
福島出身。『赤城山卓球場に歌声は響く』で第３回えんため大賞小説部門最優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク＠灯れ松明の火
138
遠子先輩なら「べ、べつに羨ましくなんかないもん。大きいと、か、肩凝りするんだから・・」と言いそうな特盛りバストの表紙ヒロイン。聖母マリアの顔と聖なる心を、グラビアモデル越えの肢体に宿したエロ可愛さ《魔性の聖女》春科綾音。その綾音に誘われ、演劇部で主役ドラキュラ伯爵を演じる羽目になった原田詩也は、バスケのボールと結婚したい！と本気で思っていた通称《コートの喧嘩屋》通り魔に刺され瀕死の詩也の前に現れたのは、白金色の髪に艶やかな赤い目をした、際立って美しい少女・雫。その細い手首からしたたり落ちる鮮血が詩也の→2014/06/04
コリ
119
『ヒカル』シリーズが完結してまだ間も無いのにもう新作が読めるなんて…！これからがとても楽しみなシリーズが始まってくれて嬉しい。相変わらず心理描写が本当に巧みで、どんどん物語に引き込まれてしまいページをめくる手が止まらなかった。今回も魅力的なキャラが多いのにも注目。詩也と綾音が演劇を通してどのような交流を深めていき、吸血鬼になってしまった自分を詩也がどう受け止めていくのかが見所になりそう。まだまだ謎はあるし、雫や理歌といったヒロインズが今後の物語にどう関わってくるのかも楽しみ。2014/06/02
よっち
115
死にかけたところを吸血鬼雫に救われ、吸血鬼になってしまった詩也が、転入先で魔性の聖女・綾音先輩と運命的な出会いを果たし、彼女の所属する演劇部でパートナーとしてドラキュラを演じるお話。序盤は少しあざとい展開も多かったですが、吸血鬼になってしまったことに苦悩する詩也と、彼が普通の男の子ではないことに気づき、劇を通じてその思いに応えようとする綾音先輩とのやりとりが、とても作者さんらしいと思いました。ほんの少しだけ文学少女の遠子先輩たちを思わせる二人が、それに匹敵するような物語を紡いでくれることを期待しています。2014/05/29
sskitto0504
98
初めてのこの作者の本を読みました。なんかのんびりとした、でも淡い色が似合いそうな雰囲気で吸血鬼物なのにしっかり恋愛物となっていて、この後も気になる展開です。そしてヒロインが170センチ超えってすごいなぁー。2014/09/24
た〜
92
今度のヒロインは髭マッチ愛好家？と思ったら彼女はたまにしか出てこなくて実際のヒロインは・・・うーむ、文学少女とイメージが近すぎるような（巨乳だけど）で、話自体はこれまでにないほどの熱愛展開。この先どう発展していくの？やっぱりハーレム築いちゃうの？2014/08/06
