ＴＥＣＨＧＩＡＮ ＳＴＹＬＥ ＧＯＤ ＦＩＮＧＥＲ迅

リボルバー

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2013/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 240p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047291850
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[フルタワ]

画力の無駄遣い、スタイリッシュ痴漢、厨二病バトルを装った変態達の宴……痴漢を極め悪魔の右手とまで呼ばれる迅が、生きるとは痴漢することと見つけたりと言わんばかりに痴漢に命を賭けてるお話。途中で神の右手を自称するライバル(？)も現れて一戦交えるのだけれども、痴漢と痴漢の戦い故に、舞台は女性専用車両、問答無用でバトルと快楽に巻き込まれる女性達という残念なイケメン達の図が繰り広げられる。なんだけれど、こういうジャンルにありがちな女性をモノのように描写するえげつなさは無いから、少年漫画的に楽しめてしまう作品。

2013/12/21

[虎師匠]

『悪魔の手』の二つ名を持つ伝説の痴漢･鷹取迅の悪辣横暴な路線警察や卑劣な同業者との孤独な闘いを描くSF(すごく･ﾌｼﾀﾞﾗ)ｱｸｼｮﾝ。いやぁ久々にﾋﾄﾞい漫画を読んだ(誉め言葉)人生の哲学や理解されない主義に従う男の生き様を寡黙な彼が口にする時、その態度も言動もちなみにﾙｯｸｽもかなり格好良いんだけど、それら全ての場面が電車内でうら若い女性を絶賛痴漢中に描かれるので、ｼﾘｱｽな笑いが止まらない(笑)。ここまでﾈﾀ要素全開の企画物なのに、作画担当氏の画力がかなり高いのも良かったな。

2013/11/07

[Kaitetsu]

スタイリッシュ痴漢バトル漫画、という形容しがたいジャンルのネタ漫画。社会から外れた逸脱者、痴漢としての矜持をかけて、卑劣な同業者や警備隊と戦う主人公が本当に格好いい。やってることは痴漢なのですが、言動が無駄にイケメンなので突っ込みどころに困ります。全編笑えるのでお勧め。

2013/10/28

[kei-os]

原作もぶっ飛んでるけれども、これはギャグに特化した結果SF異能バトル物として垂直に（言葉通り）ぶっ飛んでいった感じ。けれど異能バトルに見える所もジンジンにとっては痴漢の技の披露なのだと考えると笑いが止まらない。にしても、異能使いで変態で宇宙人にすら痴漢しようとするジンジンに寄り添ってくれる凛は、相変わらずジンジンの嫁だった。

2013/11/18

[青井]

想像以上に笑えました。これは本当に痴漢漫画なのだろうかと疑いたくなる程に、アクション満載のSFバトルものだと思います。そこそこエロいものの、それ以上に厨二満載な技や展開の方が気になってしまいます。無駄に画力が高いのもポイントです。表紙から痴漢エロものを彷彿させないので一般書店でも買いやすいですよ。疲れているときに読むことをお勧めします。

2013/11/16