内容説明
教員になるための研修に参加することになったナクシュデル。けれど、初日から元寵姫であることがバレて他の生徒と気まずくなり、研修は波乱の予感!そんななか、王太子・レオンティウスの縁談を聞いたナクシュデルは、彼に「助けてください」と言われてしどろもどろ。しかも、恋人になったばかりのリュステムとはそれが原因で大喧嘩してしまい…!?どん底から始まる革命ラブ第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
33
悶々とし、ナクシュデルと共に憤り続けた中盤まで。そこからの怒涛のカウンターパンチの連続。あ〜スッキリした!!なんとまぁ小気味良いこと!ナクシュデルと共に、私の憤慨も軽やかに収束しましたのことよ(笑)。女性が強い作品は面白い!これ持論。最終巻を前にして、ここまで主役がこき下ろされなければならないのか!と訝しみもしましたが、この展開は間違いなく必要だった。「必要悪」という言葉は好きではありませんが、某自分の価値観でしかものを計れないなんとかが小さいおぼっちゃま達には喜んで「必要悪」の称号を与えましょう(笑)2015/11/20
みみずく
13
新しい進路の第一歩。期待に胸を踊らせるナクシュデル、だったけれど同じ教員研修仲間からは冷たい扱いを受けてこちらもガッカリ。傷つきながらも立ち上がり前にグングン進んでいくところはさすが。歴史学者の父を持つ才媛パキーゼはアイハンとはまた違った頼もしさを見せてくれて良かった。(最初はどうなることかと思ったけども)そしてやっと噂のリュステム兄登場。もっと早くご登場願いたかったなぁ。そしてまたヒーローのライバルに肩入れするパターン。リュステムもまっすぐでいいけど、レオンティウスもいいのよ。2018/11/20
幸音
11
ナクシュデルの教員研修がスタート。両想いになってもふとしたことで喧嘩やすれ違いがあるけれど、それ以外のいちゃいちゃが甘く、最後のリュステムの先約発言には思わず頬が緩んだ。ナクシュデルの影響で、下品な言葉を口にしてしまったパキーゼやアイオリアに対するナクシュデルのつっこみが面白かった。パキーゼとはいい友達になれそう。ただ、一刻も早く誤解をとかないと。マイペースな兄と姉に翻弄される弟達の構図が新鮮。特にレオンティウス。クレイシュは本当に最低な人だけど、あの一撃でユースフとアブデュル同様胸がスッとした。2014/07/05
U
11
リュステムがデレまくっている……!(笑)お兄ちゃんがなんかすごい好きでした。細菌にナチュラルいやらしい発言するあなたが素敵。ナクシュデルの、誓いを命じる権利なんてない、という思考回路がグッときた。パキーゼは……良くも悪くもお嬢さんだよね……開き直って辛辣になってたけどwww次が最終巻とはちょっと淋しい。でも楽しみです。もう一方のケンカップルになりそうな二人も気になる!2013/06/19
梅みかん
9
二組の兄弟(姉弟)が登場。振り回される弟たち、それぞれの会話が面白かった。新登場のパキーゼは後半がよかった。2020/01/21