内容説明
今度はキョートで殺す。ｔｗｉｔｔｅｒ活劇、新章開幕。ここから読んでも問題なし、いやむしろここから読むべし。ドラマＣＤ付特装版。
著者等紹介
ボンド，ブラッドレー［ボンド，ブラッドレー］ ［Ｂｏｎｄ，Ｂｒａｄｌｅｙ］
１９６８年生まれ。ニューヨーク在住。９０年代にインターネットを介してフィリップ・Ｎ・モーゼズと知り合い、共作を開始。言語学、歴史、伝統文化への造詣が深く、ニンジャ神話と北欧神話の類似点をいち早く指摘した
モーゼズ，フィリップ・Ｎ．［モーゼズ，フィリップＮ．］ ［Ｍｏｒｚｅｚ，Ｐｈｉｌｉｐ Ｎｉｎｊ］
１９６９年生まれ。ロサンゼルス近郊在住。ニンジャの脅威に警鐘を鳴らしつつ、ブラッドレー・ボンドと共に作品を執筆。コンピュータ工学を学んでいたため、サイバーパンク的な考証も担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
11
ドラマCDは音のみというメディアを見事に使いこなしているのはワザマエ。 というかアニメだと地の文をナレーションでやるのは鬱陶しくなるけどゴブリンの声ががうまいことやっている印象。 女性陣の声が全体的にギャルっぽいのは新人声優だからかそれとも若い演技が求められているのだろうか。2013/07/05
サケ太
8
久々のニンジャ。物理書籍版。ザイバツ編開幕。ラオモト＝サンを破ったのもつかの間、ネオサイタマにザイバツが強襲する。ニンジャスレイヤーの戦いに終わりはない。次々と現れる、ニンジャニンジャニンジャ。新キャラのガンドー＝サンは実際格好良い。アトモスフィアの表現が良い。この独特すぎる文章が癖になる。2015/06/09
ファーラス
7
５巻。逆三角形の多階層都市キョート共和国での闘い・辿り着くまでの顛末が記されている。エジプト文明に匹敵するキョート文明の歴史の深さに、ネオサイタマのエリートサラリマンがコンプレックスを噴出するシーンは秀逸。筆者は日本人を知り尽くしている（棒読み）。そしてどことなくエジプトっぽいキョートの支配者、ザイバツ・シャドーギルドの面々。もうこの先の展開に不安しかない。翁、おかめ、般若、ひょっとこ、それに並べられる武田信玄の立場やいかに。ワータヌキ。ムラハチ・トラップ。京都山脈は今日も「インガオホー」の文字を映す。2013/07/04
Yuji
6
ザイバツ編スタート。この手のパターンとしては、別視点を立てて世界観を広げたりするのが常道ですが、いきなりトップギア全開のスタート。実際凄まじい！！2016/07/21
シャル
6
今度はキョートで殺す！ #njslyr ニンジャスレイヤー物理書籍版もいよいよ第二部のキョート編に突入。二部ともなるとその姿勢も随分と変わり、トンチキ描写で笑いをとりにくることは少なくなり（ないとは言わないし、慣れてしまったというのもある）まっとうなバトル小説の方向に進んでいる感じ。特に二部は敵組織のザイバツが、聖ラオモト個人の力に頼ったソウカイヤに比べて組織として設定がしっかりしており、意図を持って動いているのがわかるためますますそう思えるのかもしれない。そしてそれを引き立てるバラバラな時系列。スゴイ。2013/07/19
