内容説明
次期女王レティーツィアと、ノーザルツ公国君主の元に届けられた、キルフ帝国・建国祭の招待状。差出人のサインに不気味なものを感じつつもキルフ帝国へと向かったレティは、そこで皇帝に関するとんでもない噂を耳にする。その真相を確かめようと、レティは己の騎士とノーザルツ公、さらにはイルストラ国の王子も巻き込み、ある企画を立てるが…!?最強女王伝説、自身の役目に気づく第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
39
新たな騎士に、ノーザルツ公が^^演奏会が面白かった。ノーザルツ公意外でした。高笑いしながら、完全無欠なイメージだったので・・・(笑)2013/09/16
はなりん
35
がっつりノーザルツ公のターンかと思いきや・・・。出番はあまりなかった。王としてのレティの重荷を理解している味方?として、おいしいところを持っていきましたが(笑)。そして、このシリーズとしては珍しい女子の登場人物。レティの女の子の部分を引き出してくれる貴重な存在ですね!ディークへの想いが切ないですねぇ。王として切り捨ててる部分がなんかレティらしいんだけど。でも、最終的にはレティの恋も見たいなぁ。2013/08/07
ダージリン
35
レティを慕う薄幸の王女アナスタシアが可愛らしかった。でも、ヴィクトルは怪しい(笑)。五人目の騎士の叙任を余興として公開で行うなんて、ちょっともったいないけど~視覚効果・政治効果はばっちり。戦争を起こさないために打てる手は全て打つ。サブタイトルはそこなのね。恋愛成分が薄いのはちょっと残念だけど・・・。2013/05/27
まりもん
34
キルフ帝国にてレティが皇帝の生存にさぐりを入れたりと国内情勢を調べたりと外交の為の情報収集はさすが。5番目の騎士は予想していた人物だったけれど、戦争回避の為だとはさすがに予想していなかった。ここにきてアルトール王子がどんな人物なのか気になってしょうがない。ワレリーにも誰状態になっている王子ってやばそう。2013/05/25
mayuri(Toli)
28
いやー、今回はなかなかシリアスなお話が続きました。その中でも、合奏のシーンとか、デュークのきらきら星発言とか、色々楽しいところもありましたが。もうレティが、本当、強くて凛々しくて、でも優しくてお人好しで、たまらなく魅力的です! こんな素敵な王女様、ほかに知りません。そのレティに恋愛話を振るアナスタシア姫も相当すごいですが…!しかしレティ、デュークのことは考えないようにしているって、いつかそれを恋だと自覚して、デュークとも何か進展あるといいなあ。5目の騎士は、予想通りあの方でした。楽しい。次にも期待です!2013/05/27