内容説明
ついに「ひとりぼっちの王子様」の望みを捉えたアリシア。着実に終わりが近づく王城で、ゼオルディスは強引に彼女との結婚式を行おうとする。だがその頃、とうとう本物の「怪物王子」が戻ってきた!!西の大国クルセージュの兵力を借りたカシュヴァーンは、囚われのお姫様を救うため王城に乗り込むが―!?迫りくる最後の時、怪物と王子様とお姫様の物語。シルディーン編・感動の決着。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
16
なんか読みながら、すごく力が入ってました。ようやく決着ですが、シルディーン編だそうで、物語はまだ続きます!でも大団円っぷりは凄いです~良かった良かった(笑)。2012/10/15
はなりん
9
二人が離れ離れになって数巻。やっと再会です^^。よかった~。長かったねぇ。ルアークも「息子」兼「恋敵」でちょっと切ないですが、ライセン家族がみんな幸せでよかったです。ジスもようやくエルのことを見るようになってきたし、この二人は今後が楽しみですね。ゼオは・・・うーん、コメントが難しい。とにかく複雑な王子でしたね。 次回は短編集とのことなので、バカ夫婦のいちゃバカぶりを久しぶりに、たっぷりと堪能したいです。2012/11/15
夜の女王
6
☆☆と☆半分 アリシアとカシュヴァーンは再会できてメデタシメデタシ。おとぎ話とはそういうものだし何の不満も無いけど、ゼオの結末だけは納得できない!暗い過去のある哀しい男なら、あんなことをしても放免されるの?!作者さん、自分のやったことの責任はちゃんと取らせましょう!!世の中甘くないんです!(怒)(これで、☆半分の減点です)。尚、ラストの「至高き二人の国へ」の章は屋上屋を重ねるような余計な付け足し。このページ数があるなら、エルティーナとジスカルドがもっと見たかった。きっと、来月の新刊のお楽しみなんでしょう2013/01/29
紫野
6
ん?シルディーン編?最終巻かと思ったら、まだ続くようですね。やっと大団円を迎えて1巻のような少女小説的になったなぁ、と一安心。(私の友人は、あまりの暗さにシリーズ途中で離脱)あまり、この手の話で重い話は正直読みたくないので、続きはあまり重い話にならないでくれれば嬉しい。2012/10/15
cgatocairb
5
シルディーン編終了全員集合!次世代に狙いを付けるセイグラム。好きな悪食大公も出たし〜。2018/09/01