内容説明
郷愁か、哀愁か。後悔か、未練か。鬼才が紡ぐ追憶の短編ライトノベル集、堂々開幕。
著者等紹介
せきしろ[セキシロ]
1970年北海道生まれ。文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにこ
39
又吉さんや西加奈子さんとの共著は読んだ事がありますが、せきしろさん著は初めてかな。普段本を読まない子供が「校庭に犬が~」を読んで、声を出して笑っていた。2014/05/14
寂しがり屋の狼さん
25
表紙の作りが面白い(*^^*)学校や学生をテーマにしたショートストーリー🏫キュンと甘酸っぱい物、ほっこりと心暖まるもの、寂しさを感じるものなど色々と詰め込まれて…学生って特別な世界で生きてると感じました(*^.^*)2020/05/31
yukin*
12
ラン&ガンのブルズさんって、カキフライに出てくる「あの人はOBなのか気にしながら部活」のあの人かしら?それにしても 著者紹介のページ、誤字が多すぎる!ルノアールがルノワール。著書が著者だって!笑2015/02/27
ごぅ。
11
ざっくざくと穴を掘る。。墓穴を恥をあの妄想の彼方にうっちゃってやるために・・・入り込める作品と上の空に表層をなぞるしかない作品とに分かれる感じでした。。。ただタイトルは好みです。。。2014/06/12
マカロニ マカロン
10
個人の感想です:B。地方住み中学生・高校生男子の妄想を綴ったという感じの本。『勝手にふるえてろ』(綿矢りさ)が「視野見」と「脳内召喚」が得意な女子の妄想劇だったが、それの男子版に近い。仲良しだった1クラスの高校生が卒業後半年たったなれの果てとか、花火を見に行った時に彼女に起きた突然の悲劇とか、その落差の激しさがすごくて可笑しい。中高生というともっと性欲が旺盛な気がするが、その辺りはかなり健全で、風に吹かれて飛んできた女性下着を何とか返そうとして、かえって深みにはまったりしてしまう。わかる気がする。2018/03/01