ファミ通文庫<br> 修羅場な俺と乙女禁猟区〈3〉

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ファミ通文庫
修羅場な俺と乙女禁猟区〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047281257
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

二学期が始まって早ひと月。高原学園高校は数週間後に控える学園祭の準備で活気付いていた。そんな中、彼女は言った。「もうやめようと思ってるんだ」唐突な申し出に思考が追いつかない節に、彼女はさらに言葉を継ぐ。「“ゲーム”のことだよ」予想外の展開に節は、彼女の真意を推し量ろうとするが、その時の彼はまだ知らなかった。この告白が誘う“正解”の向こう側に待つ運命と勝者を―!魅惑のデッド・エンド・ハーレム衝撃の最終章開幕。

著者等紹介

田代裕彦[タシロヒロヒコ]
神奈川県出身。第三回富士見ヤングミステリー大賞・大賞受賞作『平井骸惚此中ニ有リ』(富士見ミステリー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shin

10
好意的な5人の女の子の中で選んだ1人が本当に自分を好いている子でなければ破滅してしまうハーレムの物語最終巻。少し急ぎ足な気もしましたが、相手が絞られてからも正直には進まない展開はもどかしくも面白かったです。破滅を目前にした節の自分への執着心を持たない境地は、共感はできなかったものの最後まで一貫した節らしさというか、芯を感じられたのが印象に残ります。不正解ならリタイアのルールがある中、自分の目的が達成されるなら勝敗に拘る必要はないという朱璃の答えに、打算を突き抜けた好意とハーレムの可能性を感じたお話でした。2012/10/19

1_k

10
なかなか性急な展開で、打ち切りであわてて尺に収めた? 感がある。それでも、凡百のラノベと違ってしっかりと読ませるだけのミステリ性を最後まで維持している。マンネリ化してから打ち切るよりは惜しまれる内に引く、特のこの作品人数制限があるので幕引きが難しそうなので今巻の軟着陸は、悪くない采配かもしれない。めずらしく骨太の優良作品だったので、ぜひとも次もいい作品を書いてほしいものです。あと、おっぱい。2012/07/07

シュエパイ

9
最後の一撃を下すのは、本当の正解/不正解は誰だ、っと。あぁやっぱり彼女か♪誰もが告げる『大嫌い』と、その奥に埋もれた自分でもわからない気持ちは、っと。あぁ、なんとなく願って想像していたとおりの、けれど予想とはやっぱり違う形のデッド(ハッピー?)エンドでした。2012/07/16

U

7
徹頭徹尾、節は自分の目的を最優先した、という非人間ぽさが逆に人間くさくて好きでした。最後ふたりはわりと予想通り。しかしこれはじじいに有利過ぎないか……人生楽しくなりたいならもっと自分側を縛ればよかったのなあ。締めの一文にはわかっていてもニヤニヤできて、全体的に楽しかったです。でももっと巻数出ても良かったよね!打ち切り!2015/10/16

meltis

6
なってほしくなかった3巻での完結。せっかくこの作品は面白いのだからもっと続いて欲しかったなー。とはいえ、あとがきにもあった通り、仮に下手に人気が出てズルズルと続くよりは良かったのかも・・・?理想は5巻完結ぐらいかな。まあ言っても詮のない話なのですが。 内容としては、端折ってるのはわかるんだけど、それでもなんとかまとめ切れてるのはよかった。羽入田に関してアリかよとは思ったけれども・・・。 何にせよ終わってしまっている以上、次回作に期待、ということですね。2012/07/10

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