のらねこ。―震災を越えて

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784047279476
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0076

内容説明

豊漁の神としてねこを祀り、ねこと共存してきた田代島を2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が襲った。かつてない大災害に、なすすべもない人たち。そして、人との絆によって生きてきたねこたちも、また…。それから1年―未だ残る震災の疵痕の中で人とねこは、未来の希望に向かって歩み始めた―。

目次

1 島で生きる―小さな幸せに満ちた小さな島で人と猫は、おだやかに暮らしていた。
2 震災の疵痕―大地が揺れ、海が押し寄せて島は悲しみと苦しみにそめられた。
3 再生の息吹き―がれきの中に生まれる新しい命たち。島は、失われた命をしのび未来へと踏み出す―。

著者等紹介

中川こうじ[ナカガワコウジ]
フォトジャーナリスト。のらねこの保護活動やのらねこ支援サイト「STREET CAT’S」の運営、写真展などを通じて、命と平和のたいせつさを訴えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

33
写真集。以前、岩合さんの写真集で知った、東北にある猫だらけの島。震災後、どうなったのか心配だったのだけれど、別の方が写真集として出されていました。だけど、ちょっぴり残念。子供にも読めるようにと、ふりがながうってあるのはいいけれど、表現が難しい。で、似たような話が繰り返しだから、心に響かない。残念。2014/09/13

ネムコ

22
帯には「豊漁の神としてねこを祀り、ねこと共存してきた田代島を東北地方太平洋沖地震が襲った。…」猫と島民の写真に、ひらがなの多い優しい文章が添えられた写真集。震災のことは、人から人への言葉は痛すぎて、あらかじめ心を鎧ってしまうけれど、猫が間に入ると素直に言葉が心に入ってくる。2014/05/02

喪中の雨巫女。

9
《書店》まさか田代島も震災にあってたなんて、知りませんでした。猫たちには、生き抜いてほしい。2012/04/19

ゆこ

1
人も猫も、支え合うというか寄り添うというか、そうやって生きているんだなと思いました。一人じゃなかったら存外たくましく生きられるものなのかも。いろんなことを乗り越えて。2012/10/09

G-R

0
震災に負けない小さな命に感動!2017/04/13

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