ファミ通文庫 その男、魔法使い“Ａ”〈２〉

榊 一郎【著】

エンターブレイン（2012/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047277908
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

米軍との交戦で深手を負った魔法使い“Ａ”こと佐久間榮太郎。瀕死の彼を匿うことになってしまったクラリッサは、アメリカの陰に蠢く敵の存在を知る。その名は『世界を統べる者』。しかし、ようやく真相に近づいたと思った矢先、エステルの急襲を受けクラリッサは榮太郎とはぐれてしまった。果たして敵の目的と榮太郎の次なる一手は？そして、事態を静観する「学園」は動き出すのか―！？ある魔法使いの戦いを描く、ハイブリッド魔導戦記第２弾。

著者等紹介

榊一郎［サカキイチロウ］
１９９８年『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー以来いくつものヒットシリーズを生み出している人気作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[1_k]

なるほど、こうやって本編に繋がるのか。未読ですが。やっぱりこの作品単体での評価は難しく、本編ありきな印象。それでも高いレベルにあるのは事実なんですけれど。

2012/05/02

[シュエパイ]

おぉ、意外にアッサリと黒幕的存在出てきて最終決戦始まったなぁ！後あんた、私は還ってきたっていいたいだけなんじゃ(笑)あー、｢貴方はいかなる像も造ってはならない｣とか、習ったよなぁ懐かしい。でもあれ、本当のどこ炉、どのくらいあの国の人々の心に浸透してるものなんだろう・・・？物語の影で脱走した、アメリカを救った３人の英雄たち、幸せになれてるのかなぁ。で、マジシャンズアカデミィのほうにつづくのか、読んだことないなまだ！（巻末のメガネフェチの話は結構笑えたり）

2012/05/04

[無銘]

アメリカの背後に存在する真の敵と、魔法使い"A"の戦い。2巻完結と短くまとまっているが面白かった。急接近したクラリッサと榮太郎だが、まさかラストでそうくるとは思わなかった。スピンオフというかパラレルなんじゃないかと思うくらい無茶苦茶かましていたが、終わってみるとしっかりまかでみに繋がっているのは流石です。あとはBLADEさんの巻末おまけ漫画がナイス。

2012/03/31

[ろびん]

個人的には超能力者クン達がお気に入りなんですが、出番無かったですね。とりあえず一件落着、かな。

2016/11/29

[オルガ]

完結篇。萌え要素多目でまかでみ外伝という感じがしてきた。ネットを支配する敵というのはありがちで物足りなかったけどエピローグがよかったので満足。お気に入りは巻末マンガのエーネさん。

2014/06/07