内容説明
王宮へ連れて来られたアリシアは、特別に「嫌い」なゼオルディスと対面。かつての「贅沢」を取り戻すため、カシュヴァーン追放撤回を要求するも、楽しげに笑う王によって図書館地下の牢に幽閉されてしまう。そこには、元聖女クロエとナディールがいた。クロエと近況を確かめ合ったその夜、アリシアの前に現れたのは、行方不明だった「息子」ルアーク―!?大切な「初恋」を守る、第12弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
14
カーシュは序章のみ登場。ルアークとゼオが切ない~。でもゼオの真意はわかるようで、わからない。国が傾く中でティルが希望となるのか。まだまだ目が離せません!2011/10/16
U
8
うん、いや、ミューゼさんの本当のお相手は、そうなんじゃないかな、とは思っていたけれど…………まさか! え、え、嘘じゃなくて、本当に水底の国へ?! の今巻、相変わらずハードでしたが、最後のティル坊ちゃんで救われたような気分です。成長したねぇ……オトコマエになってきたねぇ……と思わず涙ぐんじゃったり。鎧で己だけを守ってきた騎士が、きっと、あの方にとっては一番酷いことをしたのではないだろうか。哀しい。2011/10/19
ゆず湯
7
ゼオがここまでヒドイとは思わなかったです。ミューゼが可哀想すぎて…(>_<)そしてルアーク!わかっちゃいたけど、切ない(´Д` )でも戻ってきてほしいと思ってしまいます。アリシアは本当に成長しましたね。こんなにハッキリ意思表示できるようになるなんて…ティルたちが動いてくれそうだし、次巻に期待です。2014/01/16
はなりん
6
いやぁ~今巻も暗かった~。ルアークもミューゼもレネもなんか皆切ないねぇ・・・。いちゃラブバカ夫婦の頃が懐かしい。やっぱりカシュバーンが活躍しないとねぇ。早く家族が集合して欲しいなぁ。でも、家族が集合したらもうラストかなぁ。2011/11/26
火烏
5
ゼのつく方は国を滅ぼしたいのか、全部を手に入れたいのか、どっちかな。2011/10/20