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内容説明
面堂朗は縁の“心の声”が聞こえる。そして凶暴な行動とは反対に朗への好意に溢れた縁の“心の声”に戸惑っていた。決意の末、縁に新異能のことを打ち明けるが、まったく信じてもらえない。一方、「好き」と言ってしまった酒多さんとの距離も曖昧なまま、学校は文化祭シーズンに突入。朗たちクラスはポイズンメンバーを中心に、メイド喫茶をやることになってしまった!波乱の学校生活と恋の決着は―ちょとダメな女の子を応援する青春ラブコメ完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めもり。@社会人4年目
8
評価<★★★★★+★>凄い良い最終回でした!最後に主人公がきっちり決めてくれるラブコメが、自分は大好きです。縁ちゃんの心の声まで聞こえてしまうようになった朗くんが新異能に戸惑いつつも文化祭を頑張る話でした。てか文化祭とかより縁ちゃんの心の声が可愛過ぎます!朗くんの告白を受け止めるシーンでは思わず泣きそうになりました。切ない……でもラストは朗くんがきっちり決めてくれてとても良かったです。朗くん、酒多さんオメデトウ!!2人の幸せを心からお祈りしています!そしてこの作品を作ってくださった作者様に感謝です。2012/07/18
心結
7
最終巻です。話の終わり方は非常にすっきりしていて読んでいて爽快感が味わえました。縁のことは少々残念ですが酒多さんの下の名前も判明しわたしとしては☆7つ。2013/06/18
Makos
6
無事に完結。心が見えるようになってからの縁は死ねそうなくらい可愛かったし、酒多さんはずっと正統派に可愛かったし、なによりポイズンのみんなの空気が好きだったのでもう少し読んでいたかった気もするけど綺麗にまとまったのかな、と思う。グダクダせずにきっちり答えを出した朗も良かった。お疲れさまでした。2011/10/17
シュエパイ
5
未来と心を聴く異能、そして恋心の物語、完結。学園祭での、それぞれの恋心の行方がポンやりと好き。本当に、そのままでずっとずっといられるわけではないのかもしれないけれど、今はまだ、3人一緒のままで、楽しく過ごしていけますように、と。2011/10/11
無銘
4
7秒後の音が聞こえる微妙な異能者の少年と、天然ドジッ娘の恋物語、4巻で完結。順当な結末だが、良かった。結局、前巻で異能が増えた要因そのものは不明だが、対象が縁のみだった理由は分かってみればなるほど。というか酒田さんのオープンさが凄いよ。縁の本心は悶えるくらいに可愛いものだったけど、だからこそ、それを知った上できっちり決断して行動した朗はようやくだが良い主人公してた。2011/11/28