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出版社内容情報
ちぐはぐなふたりの、おかしくて、そしてせつない、ある奇跡への物語、開幕。
心の底に抱えた悲しい過去から自由になることができないスナックのママ・映子。彼女の元に無理矢理預けられた純真無垢な少年・タイジ。寄る辺ないふたりの、たどたどしい生活のはじまりはじまり。
生き難さを抱えながらも逞しく生きる人々を、時に鋭く、常に慈しみ深く描いてきた異能の女流作家が贈る、「普通の家族」を夢みるものたちの、ある奇跡への物語。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
57
不幸で貧乏で孤独だけど、ある意味ピュアな映子が、友達の子供タイジを預かることに。絶妙なブサ可愛いタイジが映子の心をわしづかみ(笑)2016/02/11
wata
52
映子さん、きっと母子家庭で父親がわからなくても、ただ一人の自分の味方、本当に大事な家族が欲しかったのかな。でも赤ちゃんを一人で育てるには若すぎたのかも(泣)。押し掛けてきたタイジ君、健気に大人の事情に負けず頑張ってるのが救い(^^;2016/02/12
ナヲ
23
胸が苦しくなる。幸せに暮らしたいだけなのに。皆が幸せになるといいのに。2018/10/14
ふじ
15
親になることに無意識に不安があった当時、これを読んで『子育てもいいものかもしれない』と思えた記憶がある。主人公がだんだんに子どもをなくてはならない、と思うようになる姿に勇気づけられたのかも。手放してしまったけれど、完結したようだしもう一度手元に置いて読みたい。2016/02/11
みこ氏
10
己のミスで我が子を失った過去を持つ女と、その女に預けられた5歳の男児 女がその子のことを愛おしく思うようになるにつれ片づいてゆく部屋 続きがめっちゃ気になります2017/03/20