内容説明
初めての標的は、“黒”の王子・キリアン。レティシアは、まだ血に染まったことのない短剣を携え、城に忍び込み王子を狙う！ところが彼には、魔剣を操る強大な“魔力”が備わっていた！！―「これで終わりではないだろう？」愉しそうに微笑を浮かべたキリアンが、彼女に止めを刺そうとした瞬間！その手を阻んだのは、レティシアを切り裂くべき魔剣だった！？青年の姿となった魔剣は「姫君を殺しちゃダメなんです！」と、突然何を言い出すの！？暗殺相手“黒”の王子と“暗殺姫”、宿命の輪が動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
30
暗殺者を養成する組織で暗殺者として育てられてる八歳年上の少年レオンに拾われ、彼を保護者として暗殺技術を仕込まれて育った少女、レティシア。初めての標は、現国王の第一王子でありながら、王家とは無縁であるはずの魔の象徴・黒い髪黒い瞳に生まれ、忌み子として疎まれるキリアン。だけど暗殺は失敗に終わる。キャラの魅力がイマイチ伝わってこなかったです2019/02/07
秋製
21
少女向け。 拾われて組織で育った少女レティシア。彼女は保護者であるレオンの命にあった暗殺を勝手に自分の命にしてしまった。いまだ人を手にかけてことがなかった彼女は、ターゲットである皇太子の命を奪う為に彼が住む城へ忍び込む。2013/05/13
本夜見
7
古本屋で入手。ﾚﾃｨｼｱ…暗殺姫ってﾀｲﾄﾙの割に手を汚した事もなく 最後には獲物側に寝返るし…中途半端〜な感じ。2013/12/14
雨蛙
6
王子はドＳとか俺サマというよりも、お子ちゃまな気がするし、本人もわかってないからしょうがないのかもしれないけど、レティシアが何をしたいのか よくわからなかった。2011/09/01
はなりん
5
う～ん。脇キャラは、親代わりレオンも婚約者も従者も魔剣君もいいキャラなのになぁ。主役二人が薄い？感じ？。お話も、もっと伏線を張って、どうなるんだろうっていうドキドキワクワク感がなく、残念な感じ。序章にしては、結末が見えてる感じです。想像する結末ではないかも・・・ですが^^：。次巻は脇キャラをフル活用でコメディタッチの方がおもしろいかも。2012/03/18
