内容説明
ようこそ、『モノトーンミュージアム』の世界へ。それは、美しかった世界の物語。歪められた物語に翻弄される人々が織りなす悲劇の連鎖。次々に生じる焦燥、絶望、失意、愁嘆、断魂―。その中で“あるべき物語”を紡ぎ出す人々となり、世界の有り様を変えていく。本書はそんなＴＲＰＧなのだ。絵師にして新鋭ゲームデザイナー、すがのたすくが貴方に贈る、“アイロニックメルヘンＲＰＧ”が今扉を開く。
目次
プレイヤーセクション
ルールセクション
ワールドセクション
ゲームマスターセクション
シナリオセクション
アペンディクス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみまき
5
初めてのTRPG用に。普通に世界観の設定を読むだけでも面白いです。ダークファンタジーなので、設定は重いものが多いです。ここで好き嫌いが別れそうな気もしますが、自分は逆にこのダークさに魅かれますね。2015/06/17
るっぴぃ
2
童話をモチーフにしたTRPGのルールブック。SRSを使っているので慣れやすいかなとは思うけど、確かに他のシステムとの互換性はあまりなさそう。雰囲気が純粋に楽しめる人向け……、かな？2012/01/15
宵子
0
童話がモチーフのハイファンタジー系のTRPGのシステム。神が下す道標に従って生きれば平和で幸福に生きることができる世界であるが、逆らうと異形化し、しかも完全に異形化すると（クトゥルフ風に言えばＳＡＮ値0)になれば、伽藍と化してしまい、世界とは乖離した存在になってしまうなど、結構ダーク。しかもこの伽藍とかは普通の人の道標に介入し、道標に従っても不幸、逆らっても不幸にしてしまうなどなかなかえぐい。ＰＬはこの道標に逆らっても異形化しない？紡ぎ手となって遊ぶ。ちなみに私はまだこれで遊んだことがない＞＜2013/01/03
ちゃか
0
神が下す御標に人々がしたがって生きる世界。御標に背き、世界を壊す異形・伽藍と、御標に背きつつも、己を貫く紡ぎ手たちの物語を描くTPRGのルルブ。絵も綺麗だし、一回やってみたいなぁ。2013/03/13
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