B’s-log文庫<br> 姫君達の晩餐―焼き菓子で物語は終わる

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B’s-log文庫
姫君達の晩餐―焼き菓子で物語は終わる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047272729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“白雪姫”“灰かぶり”“眠り姫”―3人の姫君達の元凶となった魔女が、“白雪姫”の王子を助けて眠りに陥ってしまった!200年前、『赤の国』の王都を森に沈めてしまった魔術、それを発動させた魔術陣がないと彼女を目覚めさせることはできない。魔術陣を探すため、3人の姫君達はすべての始まりである“赤い森”の塔に戻ったのだが…!?“眠り姫”を取り巻く過去、そして『赤の国』で起こった真実は―!?3組のお伽噺の姫君&王子達が繰り広げる大人気童話シリーズ、感動のフィナーレ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

14
大団円の最終巻。明かされた二百年前の秘密。孤独に愛を渇望した魔女を救う為に必要だったのは、魔術師の恋い願う呪文。彼女をちゃんと愛してくれた人達がいて、その人の愛は、その恋はきちんと魔女を経て、魔女の娘たちへ繋がっていたのです。ちょっと展開にごり押しの部分があったり、よくわからないまますっ飛ばして解決したりしてまるで『魔法』のようだったけれど、ここはお伽話の世界。お伽話にはこんな『めでたしめでたし』なハッピーエンドがよく似合います。さあ、次は地獄のように苦く、恋のように甘い『珈琲』の短編集を拝めるかしら?2011/09/15

モノノ

7
『世界さえも壊してしまう。』一国と時間を巻き込んだラブストーリー。難しかった...(ーー;)でもハッピーエンドでなによりです。鳥代と珀蓮、結婚おめでとう!よかったね、鳥代! ...それにしても賢者の一族は本当に面倒臭い家族だなぁ。愛情表現が屈折しすぎだ...。2011/09/24

水無月@更新停滞気味

6
終わっちゃった。一番好きなのは白雪姫カップルだったんだけど、一番何もなかったのもこのカップルだったかなぁ。結局一番本編に関わってこなかった気がする。というか、シリーズの途中から早苗が主人公っぽかった。それだけにラストの鳥代が可愛すぎる(笑)。殴られても笑顔が保てるとか愛が深い(笑)。話の方は複雑で結局把握しきれなかった部分があった。リアディウムの子供とか蝋とかもっと掘り下げてほしかったなぁ。ルヴァイン切ない…。最初はほんとに外道だったのにねぇ。あと平祈男爵って何歳だ。このシリーズは普通の男いねぇな(笑)。2011/05/18

U

6
完結……!うわーもうずーっと好きだったので、嬉しいやら淋しいやら感動やら!大団円。最後まで、恋に狂い女を愛する男達と強く気高い女性達の物語でした。それぞれがシリーズ通してちょっとずつ変化したんだなぁ、とほっこりする巻でした。最後の純情王子にオチまで撃ち抜かれた。ああもうすごい好きだったなぁ。ありがとうございました!2011/05/18

織花

5
お腹いっぱい!コースの料理、しっかりと一気読破させていただきました。途中、怒濤の展開には引きずられつつも、【お伽噺】の続きの【終わり】はやっぱりハッピーエンドで。魔女の全体的な屈託や葛藤、は言葉にされてはいないのですが、解消されている、もしくは薄れているのではないでしょうか、なんて。その後の番外編とか短編集とか出ないかなぁと心から思います。ぶっとんだ王子様とお姫様たちの、友人になれたような気がした物語でした。ごちそうさまでした!2011/08/21

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