内容説明
「誓います―俺の女王陛下。永遠に、あなたと共に」…舞台は、世紀の博覧会が間近のコローニアへ！ウィルとアンジェリンは兄弟のふりをして市街に潜伏し、新政府とリナルドの動向を探る。きたるべき決戦に備え、“毒舌幽霊執事”エルネストの復活の儀式も行われるのだが…？故国のために世界征服を夢見る少女と、私欲のために世界を壊そうとする男。双方の想いをのせ、絢爛たる大博覧会は開幕する―！白金の王女と黄金の騎士―純粋に想いあうふたりが辿り着いた、理想の王国とは。
著者等紹介
栗原ちひろ［クリハラチヒロ］
１１月２９日生まれ。第三回角川ビーンズ小説大賞にて『優秀賞』受賞。受賞作を改稿、改題した「オペラ・エテルニタ」にて２００５年にデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ダージリン
9
三人でいると漫才のような会話なのに、ひとりひとりの胸の内は切ない･･･。そして、完璧なラストに唸りました！ また、こんな話が読みたいです～。2011/03/30
U
6
完結！エルネストの見る者全てを撃ち落とす毒のある笑みが美しい。最後まで従者と騎士の掛け合いは良かった……あとがきに書かれていた通り、容赦ないところも、このお話らしかったです。しかしギャリーは死んでしまったの、か？（汗） いつまでたっても威厳のないウィルと、アンジェリンがさらりと口説く（笑）ところがすごい好きでした。アルフォンソに笑われているところも、なんて哀れで微笑ましい。良い物語でありました〜vv2011/03/22
ゆん
3
終わった…なんかこう、上下巻じゃなくて上中下巻とか…まぁ、もうちょっと読みたいって感じが残ってるんですよ。何処までも情けないウィル、あなたがアンジェリンを見守るなら、あたしがあなたを見守るわ…ってな気分です。2011/05/18
灯花
3
★★★★☆ 面白かった〜！ああ、まだ読みたい世界観！ぜひ続けてほしいと思いつつ、ウィルとアンジェリン、エルネストの物語も素敵でした。私的に想像しやすい読みやすさです。2011/05/17
ma-no
3
スチームパンク！ 魔術と科学！ 大博覧会！ 個人的にとても萌え上がる舞台設定でした。エルネストが人気なのはわかりますが、ウィルの絶妙なキャラクタ描写に唸りました。こんな男性主人公、なかなか描けるものじゃない。2011/03/22
-
- 和書
- 映画みたいなキスをして
