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内容説明
あたしは望月瑠奈。魔法少女のアニメを観てる以外は普通の女の子。憧れの先輩もいたりして、それはもう完全完璧に普通の女子高生!だったはず…。「ボクと一緒に戦ってください」そう、神族に追われてるなんて宣う馬(魔族)に会うまでは。「瑠奈さん、今日から『慟哭屍叫セレンディアナ』です!」こんな魔法少女かわいくねー!神魔の諍いなんてカンケーないっ。あたしの日常を返せ~!第12回えんため大賞特別賞のチョイ邪悪系マジカル・デス・コメディ。
著者等紹介
根木健太[ネギケンタ]
1985年生まれ、広島県育ち。第12回えんため大賞特別賞受賞の『魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこやき
7
いわゆる「魔法少女」モノのガジェットを多く用いながら、それらをギャグに転嫁しているところが楽しい。ヒロインが変身しないとマスコットが馬で、家の中に入れない、ってどんなだよ(笑) 捻りとか、そういうものはないが、楽しく読むことが出来た。ただ、終盤への伏線があるとは言え、全5章のうち、4章がバトルによって締められてる、というのはちょっとワンパターンに感じた。そこは、少し工夫が欲しかった。2011/08/26
シズク
4
異界から来た使者に助けを求められて主人公が魔法少女になる話。と書くと日曜朝にやってるアニメみたいに見えるが実際は悪魔に騙されて悪魔っ娘になる話。武器が大鎌や刀はては火炎放射器、草刈り機となかなかワイルド。神聖そうな神族がエグいってのが面白い2011/02/26
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
3
不本意ながら魔法少女(悪)にされてしまった女子高生が、否応なく神魔のいさかいに巻き込まれる話。主人公とオロのドツキ漫才が如くテンションの高いやり取りが読んでて楽しく、やることなすこと全部残念(ただしメチャクチャ強い)なセレンディアナが面白いw
ハロサイ
3
最初からノリが良くて面白かった。ボケが素直で楽しく、ちょっと残酷な部分もコミカルに仕上がってて、日常もバトル両方楽しめた。神界サイドがそれほど深堀りされてないから続巻も期待できそう。ただ、ラストのバトルはガブリエルから連戦というのもあって長すぎたし、ラストはやっぱり草刈りで決めて欲しかったと思う。[☆☆☆☆-]2011/03/27
ころん
3
ブラックサイド寄りの魔法少女もの。いやいや言いながらも、何だかんだでちゃんと魔法少女してるのが良かった。魔法少女ものにしては主人公の性格が新鮮な気がして、こういうのも面白いなーって思いました。2011/03/14