内容説明
“宿場の夜”を巡る旅―誰も知らない、東海道五十三次。
目次
日本橋
品川
川崎
神奈川
保土ヶ谷
戸塚
藤沢
平塚
大磯
小田原〔ほか〕
著者等紹介
丸々もとお[マルマルモトオ]
夜景評論家・夜景プロデューサー。1965年生まれ。立教大学社会学部観光学科卒。ぴあ(株)情報誌『WEEKLYぴあ』の編集記者、(株)リクルートを経て独立。92年『東京夜景』上梓以降、日本で唯一無二の夜景評論家として本格的活動を始める。夜景の魅力を観光学、景観学、色彩心理学など学際的に評論する独自の「夜景学」の構築に取り組んでいる。夜景に関する著作は30冊以上。新聞・雑誌連載等の執筆活動のほか、宿泊プラン、夜景イベン、レストラン&展望台プロデュース、不動産コンサルティング、夜景観光町おこし、講演会、インターネットにて活躍中
丸田あつし[マルタアツシ]
夜景フォトグラファー。1968年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業、同大学院中退。1994年にデザイン会社(有)マルタアドバタイジングに入社。グラフィックデザイナーに加え、夜景フォトグラファーとして本格的に活動をはじめる。現在、世界各地の夜を撮影することをライフワークに、新聞・WEBの連載、雑誌・週刊誌グラビア、写真展、夜景関連HPなどで活動中。実兄の夜景評論家・丸々もとおとの夜景関連出版物の全撮影を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のぶ
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小学生の頃に切手集めが流行した世代です。毎年十月に発行される記念切手を通じて広重の旅版画に関心を持ち、せっせと永谷園のお茶漬け海苔を食べてカードを収集しました。その二百年かそこら前の、失われた風景に対する郷愁の思いみたいなものは今もくすぶり続けてるような気がします。でも宿場ごとの夜景を撮ろうという発想はなかったなあ。斬新な企画だと思います。これだけの写真を取り揃える苦労も感じることができました。解説文の中に、次の課題は中山道だ、というような文言はありましたがまだ実現はしていないかな?期待して待つとしよう。2019/12/29