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内容説明
帝都最大の歓楽街、正夢町。悪徳の町と呼ばれるこの町が、俺の故郷のようなものだ―。「にゃるにゃる!お兄ちゃんなに気取ったことを言っているのです」「そおでスよ、Mr.林道。はヤく小生に改造させてくダさいヨ」…ええっとそんな訳で今回は店長、銀さん、猫など正夢町の個性的な面々が大活躍!あっ変なネコミミもちょっと出ます。「ここで一句。腐りかけ/ちょっと可愛い/豚の生首」いや、つぶらさんそれはやめて!!番外“正夢町編”登場です。
著者等紹介
日日日[アキラ]
1986年生まれ。高校在学中に「狂乱家族日記」で第6回「えんため大賞」佳作受賞。同時に第8回角川学園小説大賞、優秀賞など4つの新人賞で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
18
狂乱番外編その7。今巻は大日本帝国の歓楽街,無法者達の寄り添う最後の町、正夢町特集。時系列でいうと世界会議直後までなので鬼ヶ島化はまだしてない。全てを捨てたものが最後に流れ着く町、そんな“場所”を大切に“絆”を求めた人達の物語なので、もちろん屍体とか出てくるものダークな印象は少なく絆をテーマにした人情ものの話。「屍体処理屋のつぶらさん」「二十六時に遊びにおいで」「名犬ミミックと山羊座事件」「羊さんの沈黙」「あなたを月につれていくから」の5編。正夢町ということでやはり『ビルゴ』のメンバーが主役の話が→2014/02/04
†漆黒ノ堕天使むきめい†
5
正夢町を舞台にしたその周辺のキャラクターの物語。つぶらさんが可愛いと思いました。表情が薄いキャラ?って魅力を感じます。また登場しないかな。2016/08/03
童-warashi-
4
正夢町番外ということで今までの番外とは少し違った雰囲気でした。また普段本編には出てきにくい場所なので、今までとは違う狂乱を感じられました。 つぶらさん、神楽、獅子座さんと個性的な新キャラ登場で、ただでさえ不可思議な雰囲気の正夢町がさらに不思議空間になったような気がします。 最後の林道君、ミルカトピが幸せな結末を迎えられ、良かったと思います。 2012/03/02
もっさん
3
『屍体処理屋のつぶらさん』『二十六時に遊びにおいで』『名犬ミミックと山羊座事件』『羊さんの沈黙』『あなたを月につれていくから』 正夢町メインの短編集。具体的な事件解決の瞬間が描かれてない話もあるのでそこが残念。最終ページの林道に抱きつくミルカトピが幸せそうで可愛い2011/11/06
ktrmagician
3
正夢町の物語。何か、意外な繋がりやらがありつつ、つぶらさんがいいキャラでした。ここで一句。つぶらさん、はやく本編、でないかな。2011/01/14
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