内容説明
多忙な騎士団長職を頑張るクレアに、縁談が浮上!?魔王トラロックは狼狽し、副長のアルベルトに至ってはショックのあまり挙動不審に。しかし紫紺の瞳の皇統をつなぐことは皇女の責務。クレアにとって、愛のない結婚は覚悟のはずだったが、その婚約者=本国イルマリアの第三皇子ルシオの超情熱的アプローチには、さすがに辟易してしまう。そんな折突然、アルベルトが国家反逆罪でとらわれたとの報が入り―!?“信念”の名を持つ姫騎士の華麗な知略と大あばれ、大好評御礼のシリーズ第二弾登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
18
2巻目。姫の婚約者の巻かとおもいきや、副長・アルベルトの恋心がクローズアップされてせつなすぎるの巻。おや、トラロックが相手役としてポンコツすぎて(「お腹の子を殺さないでくれ!」と「悪い子はいねが?」しか印象に残らない)、アルベルトにも可能性が?ちょっとこれどうなるの?続いて最終巻へ。2017/05/13
ダージリン
14
プロローグ(にゃんこの認知)は笑いましたが、副長の想いは切ないです。セシルの再登場はとてもうれしいのですが、魔王優勢?2014/01/30
ちー
5
冒頭ww誰かこの魔王と副団長を止めてくれ!腹の子ってwwもうこれだけで作品の雰囲気がわかるというもの。副団長が前作の凛々しい美形の印象からむっつりさんに。物語が大きく動いた。神々の存在も含めて独特な世界観がよく描かれている。やはり前作に離別してしまった彼が姉君…と慕う姿がとても良く、巻末の四コマでも好きだった彼がいいポジションで関わってくるのがとてもよかった。言葉の意味や読みがとても印象的でアステカ風っていうのも新鮮です。2012/12/16
U
5
やっぱり面白かったです。副長健気!副長じゃ駄目ですか団長!クレアがキレるシーンが、ぞくりとして格好良かったです。ああ、やっぱりお姫様はこうでなくちゃ!と思いました(笑) そしてセシル好きだww2010/07/19
三毛招き
4
こういう陰謀を陰謀でひっくり返す展開好きだなぁ2013/11/26