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内容説明
ファリハイドの名門貴族の放蕩息子であるダミュロン・アトマイスは、なりゆきで騎士となる。しかし、派遣された先の帝都ザーフィアスでも、故郷と変わらない日々を送っていた。そんなある日、彼はキャナリという女騎士と出会い、そして、あの“人魔戦争”に巻き込まれ…。『テイルズ オブ ヴェスペリア』ノベライズシリーズ第四弾。ゲームのオリジナルスタッフが、ゲームでは語られていないレイヴンの物語を綴ります。
著者等紹介
奥田孝明[オクダタカアキ]
株式会社バンダイナムコゲームス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Musa(ムサ)
7
同名ビデオゲームの謎多き登場人物「レイヴン」その過去に迫る外伝小説。ゲーム本編では断片しか語られなかったエピソードの詳細が描かれており、もともと好きだった作品に対する理解が深まりました。 しかしゲーム本編内で彼のものだと思われていた名前や経歴すら偽物だったのは驚きです。2023/03/30
ノイス
6
上巻はダミュロンとしての半生、下巻はシュヴァーンとレイヴンの物語。下巻の内容は本編でも断片的に語られているだけに楽しみにした上巻だったが、意外と騎士団生活(キャナリ隊)の記載が少なくてがっくり。マンガを先に読んだからかもしれないが、実際のところダミュロンのキャナリ隊としての期間は本当に流れるようだったんだなあと。でも物語としてつながりはあって、面白かった。2013/08/07
みちざね
3
上巻だけでこのボリューム、これはおっさんもキャナリに惚れるわけですよ。ダミュロンの泥臭さや心境もまた良かったです。ここからのシュヴァーンとしての生き方や、レイブンの誕生も気になりますね。今はまだゲームとは違った一面を見せているアレクセイも見物です。2016/01/13
カタリ
3
まず最初におっさんが貴族だったことにビックリ。ゲームをプレイして感じていたレイヴンの過去の境遇の重さを軽くみていたなぁと痛感しました。一番ゲームとイメージが違うかったのが人魔戦争です。戦争と言うからには目の前には強大な魔物が居て、信念と決意の元に戦争に出兵したんだと思っていたんですが、こんなに翻弄され理由もハッキリとしないまま巻き込まれるようにして全てを奪われたなんて、全く予想していませんでした。凄く衝撃的で、ダミュロンの気持ちを考えると遣りきれない気持ちでいっぱいになります。おっさん愛してる!2011/04/23
焙茶あいす
2
希望→絶望の繰返し…。人魔戦争に発展していくストーリー。ゲームをプレイしていたから結末は分かっていたけれど、キャナリ小隊助かれ…!!と何度も願ってしまった。ダミュロンとキャナリが互いに「好き」と言葉を交わしたがその意味は互いに異なって。自身が「そうであって欲しい」と願っていた意味で解釈するダミュロンに涙を誘われた。これを読んでキャナリの恋人(あの方デース♪)視点の外伝もあればいいのにと思った。2013/10/16
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