内容説明
ひょうたんに閉じ込められた桐緒の前に、黒毛五尾の狐・峰雪が現れた。紗那王の「添い臥しの姫」だと話す峰雪に、桐緒の心は複雑に揺れ動く。その頃、もぬけの殻になった志摩田宿では、紗那王が化丸の残した謎の手紙を発見。『さりあが きらわれた』ってナニ!?そして、藤真と久方ぶりの再会を果たした鷹一郎…親友として引導を渡すべく刃を交える時が来た!!ひょうたんから赤い糸、おはぎならぬ黒ウサギも登場で、どうなる西国珍道中。“お狐サマ”第10弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
5
雲海、淡海のキャラが強烈なインパクトですね(笑)紗那王と桐緒を結んだ最初の出会いが明らかになり、ついでに桐緒の記憶も戻り、緩やかに進んでいるように思えた物語も一気に佳境に入りつつあるようです。皆が幸せになるといいな。2014/01/07
星華@FANKS
3
桐緒と紗那王の最初の出会いを思いだし桐緒と紗那王のナゾは決着がついたし藤真も良い方向に変わろうとしてるし、このまま何もなく・・・と思いきや、1番の問題の人が1人、その人がどんな感じに反撃してくるか気になる所です。そして鈴蜜にも良い事が起こると良いなと思います2018/08/10
かや
1
遮那王と桐緒の出会いの記憶がようやく明らかに。遮那王と桐緒のことは今回で決着がついたかな。藤真と鷹一郎の親友同士の絆が良い。藤真もこの旅で良い方に変わってきている気がする。2017/02/16
ありんこ
1
記憶が戻った~!!まとまってよかったなあ。2011/09/13
むつぞー
1
気になっていた所も判ったし、ラストへ向けて話をまとまってきた感じですね。でもすべてがめでたしめでたしとなるには、もう少し波乱がありそうだけど。2010/03/19
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