Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ 魔法遣いに大切なこと 〈２〉 - 夏のソラ

よしづきくみち

角川書店（2008/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 171p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047151574
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[如月瑞希]

「生きたい」の願いにファンタジーでだけ許されるような奇跡でもって応えずにおいたこと。賛否両論あるかもしれないけれど、私はこの決着を良しとしたい。

2011/04/29

[いぬかいつまき]

夏を舞台にした作品が悲しい別れで終わることが多いのは何でなんだろうな。 ソラの病は魔法遣い特有の心臓病、発病すれば確実に死亡するという、言ってみればご都合主義な病気。 「生と死」という人間の究極のテーマに対し、最近はそれを安売りする物語が多くて辟易気味。いまここで何故あえてそのテーマを持ってきたのかと疑問だったが、考えてみれば、シリーズ通して、その底流にあるのは人生観の問題。魔法は人の「生きる道」の1つの指標でしかなく、絶対的なものではない。だからこそ、ラストで安易に奇跡など起こさなくて良かったと思う。

2011/08/22

[natsu]

とってもいいお話でした。最後の「命」という詩を元に話を考えたのだろうか。マッチングなんともいい。

2011/07/22

[何事にも全力で]

最後の先生との別れからのシーンは涙なくして読めなかった。またこの人の描くソラのウェディングドレス姿のきれいなこと。小さなコマだけど、前巻のまさるくんや今回出てきた貴結ちゃんがしっかり未来を見ているようで良かった。お父さん、ソラさんはとても素晴らしい魔法遣いになりました。

2011/04/02

[ゲシャン]

読めて本当によかった

2009/12/05