出版社内容情報
宮龍院シアは超的な名家・宮龍院家の一人娘。英雄に仕立て上げられようとする周囲に無理矢理新兵器『VEX01イクシアントTYPHOON』のパイロットに選出されたシアは、彼女の思惑とは別に戦争に参加していた
内容説明
宮龍院シアは、かつて革命を起こして政権を手に入れた解放労働党の英雄である祖父を持つ超的な名家・宮龍院家の一人娘。宮龍院家はおよそ50年にわたって国を牛耳ってきたが、カリスマである祖父が病に倒れ、お家は危機的状況に陥っていた。また長らく戦争をしてきた国も危機に瀕していたる。宮龍院家次期当主である16歳の少女は、新兵器『VEX01イクシアントTYPHOON』に搭乗し、戦争に参加していた。父に無理矢理パイロットに選出され、英雄に祭り上げられ陰口も叩かれながらも、シアは今日も戦場に赴く。大空に光の翼の軌跡を描いて―。シェアード・キャラクター、リアルロボットバージョン。
著者等紹介
秋田禎信[アキタヨシノブ]
第3回富士見ファンタジア長編小説大賞(現ファンタジア大賞)準入選となりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
7
ココロちゃんとキョウコちゃんが出てきてから、ぐんとおもしろくなったので(とくにキョウコちゃんが好きだ♪)、いっそここからのハナシで一冊書いたらよかったんでは…?と思いました。助平な博士の言動が、ひたすらめんどくさかったです。2013/11/24
藤崎
7
アニバーサリーでコラボレーションな企画、リアルロボット編。こちらも全体的に、何はともあれ戦争してて矢鱈と散りばめられた科学設定満載で当然のごとく変形してとりあえず謎粒子大活躍かつ某サーカスな感じの戦闘描写が目に浮かんでと、とにかく「それっぽい」イメージでした。そして内容としては、掛け合いは軽いけど基本シリアスで結構重めな展開。サブキャラとはいえ普通に退場者出ましたし。全体的にも一通りやりきってまとまってたと思います。しかしこれ、ひょっとして2巻は想定されてないのかな・・・もったいない気もしますが、さてはて2013/10/22
カレー
2
秋田作品初?ロボット物。途中まで、剣と魔法モノの方がいいかなーなんて思ってたけど、一話目のクライマックスからは一気にのめり込んだ。 獅子ヶ崎博士…これまでこんなにセクハラかましてるキャラもいなかったのでは…。面白かったが。 読後に設定ラフみたけど、自分でイメージしたのとだいぶ違ってた。2014/01/04
滝壺
2
主人公機体選択⇒リアルロボット編。神坂さんのスーパーロボットに比べると、割と機体が現実的・・・というかチートじゃない(注:十分チートです)。そんな感じ。しかしこう・・・同じ題材で書くと、この二人の差がはっきりわかります。秋田さんがシリアスandギャグに対し、神坂さんのギャグinシリアスinギャグ。どっちも面白いですんですけどね。あとはエヴァ系・・・世界系・・・谷川流さんが書けばいいのではなかろうか!2013/10/19
からから
1
変態は遺伝するんだなぁと感じられ。こういうわかりやすくヒロイックなロボものは久しぶりに見たなぁというか、キャラクタに所々古臭さを感じるのはなんとも。話としては面白かったからこそ、目についた雰囲気2014/08/03