角川oneテーマ21<br> 日本の照明はまぶしすぎる―節電生活の賢い照明術

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角川oneテーマ21
日本の照明はまぶしすぎる―節電生活の賢い照明術

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  • サイズ 新書判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047103009
  • NDC分類 545
  • Cコード C0295

内容説明

本当に必要な明るさとは?光を観察する6大ポイント。これだけは知っておきたい快適な光の味わい方。

目次

第1章 日本の家は明るすぎる
第2章 日本人と明かりの歴史
第3章 世界各国の照明事情
第4章 ヒトは光にコントロールされている
第5章 今すぐに出来る光のダイエット
第6章 光の味わい方を知る
付録 ライティング男子度&女子度チェック

著者等紹介

東海林弘靖[ショウジヒロヤス]
1958年、福島県生まれ。照明デザイナー。工学院大学大学院建築学専攻修士課程修了。光と建築空間との関係に興味を持ち、建築デザインから照明デザインの道に入る。90年より地球上の感動的な光と出会うために世界中を探索調査。アラスカのオーロラからサハラ砂漠の月夜など自然の美しい光を取材。2000年、LIGHTDESIGN INC.を設立。超高層建築のファサードから美術館、図書館、商業施設、レストラン・バーなどの飲食空間まで幅広い光のデザインを発表。国際照明デザイナー協会プロフェッショナル会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

28
目の網膜上には、明るい場所で働く錐状体と、暗い場所で働く桿状体という2種類の視細胞がある。この視細胞がともに機能するのが0.01ルクスから10ルクスの「薄明視」の状態で、光に対する人間の感覚は最も研ぎ澄まされる。日本の照明は明るすぎて、「薄明視」が機能することが少なく、微細な光の陰影が作り出す景色を察する感覚が退化してしまうかも知れない。24時間町の明かりが消えない現代では「夜の美しい暗さ」を理解できない人も増えている。無駄な「お腹いっぱいの光」から「おいしい光」へ発想を切り替えていく必要がある。2018/09/08

Humbaba

10
一昔前は,明るいことは即良いことであり,暗いというのは即悪いことであった.しかし,地震によって電気が消えた社会を見た時に,それはそれで悪くないという考え方ができるようになった.ただ明るいだけの状況を目指すことなく,光度の調節をするという社会を目指すべきである.2012/02/09

ばしこ♪

9
多くの方が、照明が眩しすぎる。なんて感じたことはないんじゃないでしょうか。街頭を暗くするのは防犯上如何なものかと思うが、自宅では実用できそう。美しい暗さをテーマに光のインテリアを考え直そうかなと思う。2016/11/08

mami

4
銀座を歩くと美人に見える⁈興味深い(*^_^*)間接照明など、参考になる。2013/12/26

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

3
【ココロの琴線に触れたコトバ】それでは、日本の住宅照明はなぜまぶしすぎるのでしょうか?それはおそらく、”照明は明るければ明るいほどいい”という誤った考え方が、日本人に刷り込まれてしまっているためだと思います。2015/09/11

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