角川oneテーマ21<br> クラウド時代と“クール革命”

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角川oneテーマ21
クラウド時代と“クール革命”

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047102262
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0230

出版社内容情報

大衆と時代はどこに向かうのか?2014年にはコンテンツ大統合時代がやってくる。激動の時代を生き抜く策とは何か?現役経営者が予告する、情報産業の近未来。緊急出版!

内容説明

今や急速なITの進歩と情報環境の変化が「知」のグローバリゼーションを加速する。その集大成「クラウド・コンピューティング」によって、2014年に日本の産業構造は大激変するだろう。その中で「ガンダム」を筆頭に世界で歓迎される日本のポップカルチャーなど、「クール」「かっこいい」と大衆に賞賛されるモノや出来事が社会を変革し始めている。これが“クール革命”だ。本書は情報産業最前線に立つ著者が、激変する現代を“クール革命”の力で生き抜く道を、模索し確信に至った覚醒の書である。

目次

第1章 クール・パワーを新しい国力へ
第2章 新時代への予感
第3章 「知」のグローバリゼーションからは逃げられない
第4章 web2・0体験記
第5章 クラウドの奇跡
第6章 アメリカから起こる21世紀の産業革命
第7章 提言

著者等紹介

角川歴彦[カドカワツグヒコ]
1943年東京生まれ。早稲田大学第一政経学部卒業。角川グループホールディングス代表取締役会長兼CEO。内閣官房知的財産戦略本部本部員、文化庁文化審議会臨時委員(著作権分科会)、社団法人日本経済団体連合会理事、東京大学大学院特任教授、早稲田大学客員教授、東京藝術大学大学院客員教授、神戸芸術工科大学客員教授なども務める

片方善治[カタガタゼンジ]
1928年岩手県生まれ。情報文化学会名誉会長。工学博士。高崎商科大学客員教授、早稲田大学客員研究員、システム研究センター理事長。カーネギーメロン大学卒業後、同大学院(電子工学専攻)、コロンビア大学大学院(通信システム工学専攻)に学ぶ。東京工業大学工学部社会工学科講師、金城学院大学特任教授、日本DEVNET協会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

11
ネットワーク技術の発達でもたらされる文化的大変動を予期し、日本もそれに対応すべく環境を整備して独自のソフトパワーを発信せよ、と言う提言。GoogleやAppleの解説など、Web2.0関係の本に書いてある内容をわかりやすくまとめた感じの内容で解説本としても悪くないが、YouTubeの衝撃に対応しいち早く公認と連携の道を選んだことなど、角川会長だからこその内容も合間に挟まり読ませる。内容自体よりも、現代の日本文化産業の紛れもない大帝国である角川グループの会長がこういう認識を持っていた、と知れるのが重要だろう2015/06/30

佐島楓

11
著作権などのテーマについてはクリエーター個々人の保護についてもっと言及していただきたかった。2013/06/07

いりあ

4
株式会社KADOKAWA取締役会長の角川歴彦氏が2010年に発表したクールジャパンに代表されるコンテンツビジネスやWeb2.0などネットビジネスについて論じた著書。当時、急速に勢力を拡大していたGoogle、Apple、Facebook、Amazonなど海外勢に完全に後れを取っていた日本の進む道を示そうとしていたのだと思う。日本独自のクラウドシステムなどの構築についても語られています。本書の中では2014年がターニングポイントになるとのことだったが、2020年現在の日本は…。2010/04/17

ペールエール

4
ネットというツール。 そのツールの中で可能性が拡がっている。 新しい世界を作るという可能性である。 リアルな社会を生きていくだけでなく、バーチャルの世界で情報を知り、人と繋がり、生活をする。 新しい生き方って部分までも考えさせられた一作でした。 2013/11/11

tomo

4
「日本、それも北海道にクラウドのデータセンターを作るべし」など、独自の提言を最後の章で展開しているのだが、その最後の章で語られている内容に残念ながらリアリティを感じられなかった。前半の客観的解説部分はわかりやすくてよかったのだが…。2010/04/02

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