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内容説明
50歳からの生き方。くいしん坊な人生の楽しみ方。仕事、父親、趣味を満喫する。
目次
第1章 道草の精神(五十にして天命を知る;人生それ自体が稽古 ほか)
第2章 道草の原点(道草はソースの香り;諦めの早さも美点 ほか)
第3章 道草の指針(ストレスを溜めないために;道草では達人に会え ほか)
第4章 道草の明日(役者という仕事;家族という一本の木 ほか)
第5章 達人との道草(競技かるた―渡辺令恵さん;書道―矢萩春恵さん ほか)
著者等紹介
辰巳琢郎[タツミタクロウ]
1958年8月6日生まれ。大阪市出身。84年、京都大学文学部卒業。在学中は「劇的そとばこまち」を主宰、関西一の人気劇団に育てる。卒業と同時にNHKの朝ドラ「ロマンス」で全国区デビュー。以来、知性・品格・遊び心の三拍子揃った俳優として活躍。浅見光彦シリーズは全13作、NHK大河ドラマは5作品に出演。「くいしん坊!万才」やリフォーム番組などのレポーターを務め、衣食住に通じる。代表的な舞台は交響曲「レリオ」や一人芝居「乗り遅れた夜明けに」、ミュージカル「キャンディード」「サウンド・オブ・ミュージック」。「辰巳琢郎のワイン番組」のホスト、「情熱エンジン」のナビゲーターを務める。国連WFP協会顧問。日本ワインを愛する会副会長。小笠原諸島返還40周年記念大使。他名誉職多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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32
初版2008年。道草。大人になってからの「道草」は、子どものときに思っていた印象と、かなり違う。「してはいけないもの」から「それは全部、自分の経験値になるもの」に変わりました。真面目な印象の辰巳さんがおっしゃられることだからこそ、とても真実味があって。無駄なことなんて、何一つないのだと。むしろ、道草は「好きなことの継続」からできていて、そこから得ることは、とても大きなものなのだと、改めて感じました。2015/02/14
壱萬弐仟縁
5
評者は、道草しすぎた人生なので、ちょっと、他の読者向けなのかもしれない。著者は京大出身だから尊敬している。2013/06/02
ミラクルドラゴン
2
辰巳琢郎さんが50歳になる時に書かれた。たくさんの事を器用にこなすのは道草をしているから。人一倍好奇心が強く、偶然を受け入れて、第一印象を大事にして、思い立った時に飛び込む事が出来る。だから役者という仕事に向いているのだろう。達人の道草はいつも真剣、それが極上。2022/08/17
シュースケ(ザ・うすくら~ず)
1
常に家には真っ直ぐ帰らなかった著者が道草をすすめる。道草をすればこんな事があると説く本。2011/11/26