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内容説明
勝負は“2手目”をおかに正確に読むか。勝利への最短経路を掴め。
目次
第1章 構想力とは何か
第2章 構想に必要な力とは
第3章 常識外の構想が結果を左右する
第4章 構想力を磨くために
第5章 年齢を重ねるほど構想力は伸びる
第6章 次世代の構想力を育てる
著者等紹介
谷川浩司[タニガワコウジ]
1962年、神戸市生まれ。11歳で若松政和七段に入門。13歳で初段、14歳で四段と異例のスピードで昇進。83年に、未だに破られていない21歳で史上最年少の名人となる。以後、92年には四冠となるなど棋界の第一人者として活躍。96年の第45期王将戦で羽生善治に七冠の座を許し、一時不調にあったものの同年の第9期竜王戦で羽生より竜王位を奪取。華々しい復活を遂げる。97年の第55期名人戦で通算5期目の名人位獲得により、「十七世名人」として永世名人の資格を得る。A級順位戦は40代以上ではただ一人で、名人含め連続25期。富士通杯達人戦は4連覇など、活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
21
思い通りにいかないこともあるが、ある程度前もって考えておいてから行動するのは大切。2021/03/19
ラテ
5
将棋のことはあまり詳しくないけど、頂点を極めた人の話は参考になる。 やっぱり勝負事には負けず嫌いであることって大事なんだな。2016/08/28
Kaz
5
いろんな面で、羽生さんと重なる。年齢に関係なく相手をリスペクトする姿勢を見習いたい。2016/03/05
Maebashi Takumi
2
本題とは離れるが。嫉妬するということは自分にそうなれる可能性があるということ。不調と言われるのは本来の実力はもっと上だと思われているということ。不調と言われなくなったらそれが実力だと思われているということ。『捉え方』2014/02/22
ぴーまん
2
将棋の世界と普段の生活、ビジネスは考え方において似ている部分が多々ある。羽生名人にも言えることだが、谷川名人が将棋で勝てる理由がここにある。特に大切だと思ったのが、構想に必要なものは知識と状況判断、先を見通す読み、時間の管理であることと、夢や目標を大切にすることである。年齢を重ねることによって記憶力などは衰えていくが、経験を積むことによって精神的に余裕を持って状況判断することができる、練習の時は最悪のイメージを持って本番では最高のイメージを持つ、ネット社会になって薄れてきている礼儀やマナーを大切にすること2014/02/03