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内容説明
世界遺産の都市、京都。有名な神社仏閣や観光地のほかにも、一般にはあまり知られていない、面白い伝説が残る場所が数多く存在する。妖怪、人、動物。不思議で謎に満ちた、京都の妖怪スポットを紹介する。著者自らが推薦するオススメルートも必見。
目次
第1章 不思議な妖怪
第2章 不思議な人物
第3章 不思議な動物
第4章 不思議なモノ
第5章 不思議な場所
第6章 不思議な神仏
第7章 不思議な霊の世界
第8章 不思議な旅コース案
著者等紹介
村上健司[ムラカミケンジ]
1968年(昭和43年)東京都生まれ。ライター。世界で唯一の妖怪専門誌「怪」の重要な執筆者の一人。東京映像芸術学院を卒業。幼少の頃から妖怪に興味を持ち、趣味で全国の妖怪伝承地をめぐっていた。その経験を生かした妖怪伝承地のガイドブックや、妖怪の事典類など、数々の著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
44
京都あやかし案内的な本はたくさんあるが、この本はコンパクトにまとまっていて、「不思議な石」などの項目もある。神社などだけでなく、街中の、よっぽど気を付けていないと通り過ぎるような小さな石碑などもあるので、より細かくチェックしたい方向け。ただし一つ一つに関しての考察はそこまで深くはない。入門編、または何冊か読んだ方向け。「怪異探索地図」があるので、実際に歩きたい人は便利。2018/07/30
ワッピー
18
京都の不思議をごくごくライトに案内。実際に歩けるようにおすすめコースと地図もついているところはご親切かもしれないが、やや強引なコース設定かも。2010/10/10
藤月はな(灯れ松明の火)
13
読友さんの紹介本。何時千年の怨念を内包した京都を関連のある妖怪に注目したガイドブック。妖怪と言っても菅原道真などの怨霊や幽霊が飴を買いに来た店などとあったりと集中的に怪異が現れた場所が集まっているのがなかなか、興味深いです。京都の道って九字の切り方みたいだなと思ったり。時間の都合上、いけなかったのですが迷わないようにしっかり、リサーチしてから望みたいです。2012/04/30
♡kana*
6
パラパラと。2019/08/03
m
6
図書館で京都のガイドブックを探していたら偶然見つけた本。すごく面白い。史実に基づく伝説や言い伝え。時が経つにつれ失われていくものが多いからこそ、今残っている記録は貴重だ。長い間歴史の表舞台だっただけあって、京都には煌びやかな栄華の裏にさぞ怨念が渦巻いていたことだろう。小野篁についてもっと知りたくなった。収穫の多い本だった。京都や歴史好きの方におすすめ。2014年140冊目。2014/10/07