角川oneテーマ21
護憲派の語る「改憲」論―日本国憲法の「正しい」変え方

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047101029
  • NDC分類 323.149
  • Cコード C0295

内容説明

護るためにも、変えるためにも、まずやっておかなければならない共通のことがある。

目次

1 もういいかげん「考えなし」の改憲論だけはやめる
2 日本国憲法があるから日本がダメになったのか日本国憲法を使わなかったから日本がダメになったのか見きわめる(例えばフリーターにとって「生存権」とは何かを考える;例えば女性にとって「両性の平等」とは何かを考える;例えば愛国者にとって「戦争の放棄」とは何かを考える)
3 憲法改正の国民投票までの三年間で「公論」の担い手となる
4 もう子どもたちは始めている―私たちの書く憲法前文’07年版(法政大学中学校二年生の投稿;西宮市樋ノ口小学校六年生の投稿;失われた世代の投稿)
5 提案十二年後に「改憲」を問う国民投票を行う法律を作り同時に「憲法教育」を教育の根本におく―あとがきにかえて

著者等紹介

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者。批評誌「新現実」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ただの晴れ女

5
保守派のいう「伝統」はここ百年かそこらのものか。自民党の憲法草案の危険さは他の本もよんで感じていたけど、「伝統」って概念が気になった。2016/08/27

すし

0
主に、改憲について考えるために日常で憲法を使う&憲法の前文を書こう!という内容。特にステップ2の「憲法を使おう!」の方に強く共感した。例えば、困窮したとき「自己責任論」が間違っていると言える根拠、あるいは両性の平等を主張する際の根拠は、憲法にあるという。ラフな文体だが、読んでいて所々胸が熱くなった。2014/01/21

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