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内容説明
日本のコレステロール基準値は220。これは心筋梗塞が5~10倍も多い欧米に比べても低い数値です。多くのデータから、コレステロール値240~260が最も健康で長生きであること、薬で無理に下げるとかえって死亡率が高くなることが明らかになってきました。「コレステロール値が高い」といわれた人、必読の一冊。
目次
序章 コレステロール低下剤はいらない
第1章 「コレステロールは高めが長生き」の証拠
第2章 コレステロール基準値にひそむウソ
第3章 コレステロール低下剤の恐るべき害
第4章 「コレステロールが高い」といわれたら
巻末付録 あなたの使っている薬が分かる
著者等紹介
浜六郎[ハマロクロウ]
医師。1945年、徳島県生まれ。大阪大学医学部卒業後、大阪府衛生部を経て阪南中央病院に勤務。NPO法人医薬ビジランスセンター代表。医薬品の安全で適正な使用のための調査研究と情報収集・広報活動に取り組んでいる。専門は内科・治療学・薬剤疫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Q
20
KU ●コレステロール値は220から280の人がむしろ元気で長生き ●ストレスがかかる、かかった後はコレステロール値高い ●コレステロールの7割以上は体内で生産 ●コレステロールが高くなることで増える病気は心筋梗塞だけ。脳卒中、肺炎、感染症、がんは低いと発生しやすい ▷基準値によって患者を増やす典型。低い方が逆によくないのは知らなかった2021/07/24
としP
17
コレステロール値は220〜270くらいが正常値。200を下回るようだと、がんや感染症のリスクが高まる。薬でコレステロール値を下げない方が良い。薬を使うと一気に100も下がることもあり、大変危険。薬を使うのは、350以上で、且つ生活習慣を改善しても下がらない場合のみで良い。2018/11/02
警蓮社峻譽身阿
12
特にスタチン剤系コレステロール低下剤の使用に警鐘を鳴らす。そもそもコレステロールに悪玉も善玉も無く、どちらも人体に必要な栄養素の循環の中で発現する一時的な状態の違いで区別されるだけのもの。悪玉と名付けるとまるで無ければないほど良いと勘違いするがそうではない。低下剤はコレステロールの循環を断ち切り必要な栄養素の供給を止めてしまい、癌になりやすくなる。高脂血症基準値の総コレステロール220はむしろ低く、260程度が理想。極度の肥満や運動不足、遺伝等のリスク要因がなければ決して低下剤は使ってはならない。2024/08/09
Kaz
4
妻がコレステロール330をたたき出したもので・・・2016/08/26
かんな
2
紹介状(; ̄- ̄)今年も保留にしておこ。2018/08/24