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目次
はじめに ついにきた「私たちの」マジック時代
第1章 「奇術」と「手品」から「マジック」へ
第2章 タネや仕掛けばかりが手品じゃない
第3章 秘められた真実をめぐる攻防戦
第4章 トリックはなぜ成立するのか
第5章 不思議ワールドの主役たち
あとがき マジックは癒しの世界
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。ニッポン放送、扶桑社を経て90年より専業作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
87
マジックについてのある意味研究書であってマジックの種明かしをしているわけではありません。私が子供のころはデパートのおもちゃ売り場では結構なスペースを占めていたのが手品コーナーであったように思われます。親がほかの場所で買い物をしているときにそこにずうっといたことを覚えています。この本はそのような懐かしいことを思い出させてくれ更に心理学的な観点から見るほうあるいはマジックを行うほうからのマジックに関する興味がどこにあるかを示してくれます。写真も多用して楽しい本でした。2015/10/22
Kentaro
29
かつては芸の心がないと人を感動させられないという精神論にのっとって、マジシャンをステージ上の芸人と位置づけ、観客との間に明確なフェンスを張ってしまう傾向があった。だが、ファンがマジシャンに求めていたのは、そんな大層なものではなく、もっともっと近しい、ちょっと尊敬できるお友だち的な存在だったかもしれない。それこそが、過去のマジシャンにはなかった要素だった。そして、その希望をかなえてくれたのがクロースアップ・マジックの世界でした。マジックを支える三要素は「技法」「演出力」「ギミック」とマジシャンの人間性だ。2020/02/29
akkun
2
種明かしの本ではないので注意。著者は種明かしをするような人には批判的2005/10/23
shigoro
2
ネタばらしはご法度ゆえ、痒いところにまったく手が届かないようになってる。タイトルである心理トリック自体もあまり書かれていないし、サブタイの謎解き学も、ネタを明かす寸前で止めているから、フラストレーション溜まりまくるわ。解決編なしのミステリーみたいになってるし。2011/06/14
K
0
心理トリック…というよりマジックに興味が湧いてきた。マジックショーとか見たくなるな。2017/02/24