内容説明
1ドル=150円台の到来を予見した東海銀行調査部を率いる水谷研治が、日本経済の基調とアメリカ経済の動向を分析し、日本経済が生きのこる途をさぐる。最新の情報と追随を許さぬ独自の分析で大胆にときあかす、D環境(デフレ傾向)下での日本経済活性化の方策とは何か。
目次
第1章 日本を襲う“円高の圧力”はどうなる?
第2章 迫られる産業構造の変化―ふえる“中身のない企業”?
第3章 金融大国日本―世界一の対外純資産
第4章 D環境(デフレ傾向)下で問われる財政政策
第5章 21世紀への対応