角川oneテーマ21
適応上手

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047041714
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C0295

内容説明

価値基準が混迷する、こんな時代だからこそ、自分の心と体の生理・摂理をじっくり見つめれば、次の一歩が見えてくるはずだ。老人介護、更年期、リストラ、ローン、保険、登校拒否…日ごろ抱えている“心のもやもや”を解決してみませんか?社会や会社や学校に「過剰適応」させられている現代人へ、お悩み解決のための、実践的な「適応術」を教えます。

目次

第1章 不真面目のすすめ
第2章 ストレス学のお勉強
第3章 立派すぎる生き方
第4章 備えなし、憂いもなし
第5章 都市生活のすべてがtoo much
第6章 現代「生老病死」事情

著者等紹介

永井明[ナガイアキラ]
1947年広島県生まれ。東京医科大学卒業。モントリオール大学国際ストレス研究所所員、神奈川県立病院内科医長を経て、執筆活動に入る。88年『ぼくが医者をやめた理由』がベストセラーとなり、その後も作家、ジャーナリストとして多彩な活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらげ@

5
(☆☆☆)社会は変えられない、自分を変える。自分をとりまく価値観、立場・・。それは本当に自分に必要なものなのか?作者がこの社会をどのように生きてきたのかという話でした。2012/11/15

:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

2
いわゆるストレスとは、実際のストレス刺激と、大脳が判断したストレス刺激とのギャップによって過剰過小に反応することで体に不具合が生じる状態=考えすぎも原因。暑さ寒さ、喜びも含めた感情の起伏、精神的重圧…種類にかかわらずストレス反応は基本的にはいつも同じ「大脳新皮質→視床下部→脳下垂体→副腎皮質・自律神経」動物実験では「副腎皮質が大きく腫れる、全身のリンパ組織が小さく縮む、胃や十二指腸に潰瘍ができるという三つの変化が生じる。汎適応症状群「警告反応期(ショック期↓カウンターショック期↑)、抵抗期↑疲憊期↓」2025/05/25

Humbaba

2
人は皆プライドを持って生きている.しかし,生きていく上でそのプライドは本当に無くてはならないものだろうか.全てをうまくやっていくなど,ほとんど不可能といえるだろう.そんな無理をするよりも,現状を肯定して今あるものでやっていこうとすることの方がよほど良いだろう.2011/09/25

結城あすか

2
内容はストレスの無い、身の丈にあったマイペースな人生の勧めだにょ。現代人の生活は本来人間の体が許容できる以上の過度のストレスにさらされていて適応能力の限界に達しているとかいう話で、恐竜とかが滅びたのも気候の変動等によるストレスが適応能力の限界を超えて適応できなくなったからではないかということにょ。ま、人生、多くの人は誰も望んで無理をする生活を送ってるわけじゃないだろうけど、無理がたたって過労死になったりするような人には、その前に一読しておくことを薦めるにょ。2005/03/18

ぼたん

1
あまりなんでもかんでも背負い込むのは良くない。いらない荷物は捨てましょう。一歩引いて社会が見られたら無駄なストレスが多いことがわかる。作者のような生活は無理だけれど学べるところはたくさんある。2012/09/05

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