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出版社内容情報
だれもが一日一度は目にする天気予報。しかし、あの晴マーク、雨マークの舞台裏には、気象予報士たちの意外な人間性が隠されている。NHK天気キャスターが軽やかなタッチで描く、天気予報のうらおもて。
内容説明
視聴者からの反響や苦情、放送中の失敗談、デジタル時代の気象予報の問題点まで―。「天気予報」の裏側をすべて大公開します。
目次
1 夢でうなされれば一人前―天気予報の失敗談
2 視聴者は大先生―天気予報への反響や苦情
3 私はこうして気象予報士になった
4 天気キャスター・気象予報士・気象庁予報官
5 クイズ“気象用語”
6 なぜ天気予報は外れるか―ロシア経済が日本の天気予報に影響
7 天気予報の将来―適中率百パーセントを目指して
著者等紹介
平井信行[ヒライノブユキ]
1967年熊本県八代市生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、財団法人日本気象協会就職。94年気象予報士試験合格。96年4月よりNHKTV天気キャスターとなり「おはよう日本」などを経て、現在NHK「首都圏ネットワーク」、「首都圏ニュース845」などを担当。趣味は野球・マラソン・競馬。座右の銘は「七転び八起き」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和草(にこぐさ)
6
毎朝、NHKのニュースで見かける平井さん。五月晴れなど季節の言葉や分かり易く天気を伝えてくれようと、日々努力、研鑽しているのが視聴する側にとっては有り難く感じました。2015/05/03
shigoro
4
ネットや新聞で降水確立、最近では省エネのために気温を見るぐらいで、キャスターをTVで見ることも説明を聞くこともほとんどないけどね。より分かりやすく天気を説明して、視聴者に近づこうとする、そして「東へ進んでくる」「見込み」「良い天気」など言葉使いに気をつける。ただ最近はアイドル的なお天気姉さんやNHKの「春ちゃん」みたいなエンタメ性が強くなって、昔気質の人は辛いかもね。 2011/07/16
N
2
著者はNHKの天気キャスター。視聴者の声が云々とタレントみたいな書き出しから、気象予報士ってなんぞ?どうやって予報してる?実際なにしてるの?といった素朴な疑問にさらさらと答えてくれる。天気予報士が予報していい範囲が限られているとは考えたこともなかった。テレビに出るのは一瞬でも、四六時中天気のことを考えるプロの仕事ですね。2016/11/02
ちゃそ
2
降水確率しか気にしていなかった天気予報の裏側。気象予報士の方の苦労や、天気予報の精度の向上についてよくわかった。これからは天気予報を見る目が変わりそう。2011/05/30
P15
1
平井さんに会ってみたくなりました。